どんなときもWiFi導入

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先月下旬、モバイルルーターをBroadWiMAXから「どんなときもWiFi」に乗り換えた。

どんなときもWi-Fiは、福井県の企業が運営するサービスで、ドコモ、au、ソフトバンクの3社のLTEを受信できるという触れ込みだ。2年契約、月額3480円で、通信量の制限が一切ないという。

僕は2009年以来、ドコモ、ソフトバンク、WiMAXなどのルータを使ってきたが、3日で10Gといった通信制限があり、なかなか満足できなかった。今どきのPCやスマホは、Wi-Fiにつなぐとクラウドサービスとの同期で、鬼のように通信を始めるからだ。WiMAXは比較的制限が揺る方が、そのぶん通信エリアにハンデがあった。建物内が特に弱く、出張先のホテルの客室で使えないこともしばしばだった。

どんなときもWi-Fiなら、一般的な三社の電波をつかむうえ、通信量の制限がないので、外出先でも自宅と同じ感覚でネットが使えるはずだ。端末の最高速度は150Mbpsで、スペックはかなり低めだが、10Mbpsも出れば普通の用途には十分なので気にならない。

どんなときもWi-Fiの契約には、BroadWiMAXの「いつでも解約サポート」を利用した。これは、BroadWiMAXが紹介するサービスへの乗り換えであれば、解約にともなう違約金を免除してくれるというサービスだ。どんなときもWi-Fiは、BroadWiMAXのグループ企業が運営しているらしく、解約というよりも契約コース変更に近い。

さて、9月24日に端末が届き、早速WiMAXから切り替えたが、2週間ほど使った実感としてはまずまず快適だ。

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基本的にはソフトバンクの回線につながり、1度だけauにつながった。今のところ、docomoにつながったことはない。基本的にはソフトバンクの回線を使うようプログラムされているのだろう。速度も、アップロードがやや遅いが、実用上はほとんど問題ない。

気になる点もある。ひとつは、時々通信がひっかかるような、一時的に極めて重くなることがあることだ。これは、スマホやPC側のWi-Fiをいったんオフにしてからまたつなぐと、たいてい直る。

もうひとつは、電源を入れてから使えるようになるまでが時間がかかることだ。WiMAXなら20〜30秒で使えるようになったが、どんなときもWiFiは1分〜1分30秒程度待たされる。また、接続している機器がないと自動的にバッテリーを節約したり、スマホから電源を制御したりするような便利な機能はない。1世代前の汎用機を安く調達しているのだろう。

細かいところで気になる部分はあるものの、今のところとても快適に使えている。今後は、スマホの料金コースを一番安いコースに変更できそうだ。