ソウル駅向かいの「GATEWAY TOWER」ビル1階にオープンした、ブックオフソウル店に立ち寄ってみた。
約50坪という店内は、まさしく日本のブックオフ。商品の約半分をコミックが占め、韓国でも人気のシリーズが、ずらりと並んでいる。店員は4~5人いたが、約半分が日本人の模様。文庫本やハードカバーもまずまず充実しており、CDなどのソフト類が少ないことを除けば、都内の小型店舗とほぼ同じ雰囲気だ。日本のブックオフでおなじみの100円コーナーは、こちらでは「2000Wコーナー」。レートを考えると240円程度と割高だが、教保文庫などで日本の書籍が定価の3割増し程度で売られていることを考えれば、適当な価格と言えそうだ。文庫本は2500~3000W程度で、全体に新品定価の3割引程度、といったかんじ。ソウルに住んでいた頃の僕なら、大喜びで通い詰めたに違いない。
ただ、正直に言って僕はちょっと心配だ。多少は韓国の書籍も扱っているものと思っていたのだが、並んでいるのは、CDを除くとみな日本の本ばかり。どことなく、「とりあえず日本のマニュアルでオープンしてみました」的な空気が漂っている。
店内には、日本と同様「1冊から買い取ります」という表示があるが、果たして現地でどれだけの商品を確保することができるのだろうか。報道によれば、当分は日本の書籍だけを扱い、半年を目処に韓国の書籍も扱う計画という。しかし、現状の品揃えでは、半年経とうが1年経とうが、在韓日本人と、日本文化に関心を持つ一部の人にしか受け入れられないように思う。場所も、ソウル駅前とは言え繁華街からはちょっとはずれており、ふらりと立ち寄る人もあまり期待できない。実際、本来書店がいちばん混み合う夕方だったにもかかわらず、店内にお客は10人もいなかった。
そんなわけで、期待しつつも先行き不安なブックオフソウル店だが、せっかくなので僕も売り上げに協力させてもらうことにした。40分ほどうろうろして、買ったのは、これ。
何しに韓国に来ているんでしょうかね……。
コメント
気になっていたBOOKOFFもさっそく
レポートしてもらってうれしいです。
韓国に足りないと私達が話していたもの
1、UNIQLO
2、BOOKOFF
3、ダイソー
4、ヨドバシカメラ
さて、ヨドバシもできたら私達の
夢のソウル生活が望めますね。
タクハンマリ食べたいなあ。
やはり鉄ちゃんだったんですね。
写真の撮り方が最高です☆
お互い志低いなー^^