ドコモのPortableWi-Fi

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今、外出先でのインターネット通信は、ドコモの「PortableWi-Fi」を使っている。これは、単純に言えばドコモの電波を無線LANの電波に変換してくれる装置。電源を入れておけば、無線LANを装備したあらゆる機械が、面倒な操作なしにネットにつながる。

僕はパソコンだけでなく、iPhoneも本体のパケット通信を切って無線LANでPortableWi-Fiに接続している。ドコモとソフトバンクの両方に、パケット料を払うのは無駄だからだ。

ドコモはさすがに電波が良く入るし、PortableWi-Fiのバッテリーもよくもつ。終日外出の日も、スペアバッテリーをひとつ用意すれば、ほぼ1日つけっぱなしにしておける。

いつでもどこでもネットにつなげられる環境は、とても快適だ。

しかし、PortableWi-Fi導入から1年が経過し、問題点も見えてきた。

通信制限の厳しさだ。

ドコモは、「今日・昨日・一昨日」3日間の通信料が300万パケット(約384MB)を超えると通信制限が実施され、スピードが格段に遅くなる。

3日間で300万パケットということは、平均して1日100万パケット(約128MB)。これは、現在のネット環境から考えると、相当に厳しい。

iPhoneでニュースサイトやTwitterを使っている分には、1日30万パケットくらいで済むのだが、問題はPC。出先でGoogleMap、Youtubeを使っていると、100万パケットはあっという間だ。撮影画像のやりとりはもっと深刻で、デジタル一眼で撮影した画像は1枚2〜5MBくらいあるから、数十枚送っただけで制限を超えてしまう。

最近では、絶えず通信料を気にしながらケチケチ使うようになってしまった。

個人的な感覚だが、今どきのインターネットは、1日最低300万パケットは使わせてくれないと、快適に使えるというレベルにはならないと思う。

そうなると、イー・モバイルの再導入か、通信制限のないWiMAXか、ということになるのだが、これだと当初の「複数の会社にパケット料金を支払うのは無駄」という考えに反してしまう。

さて、どうしたものか。悩む。