コニカミノルタ、カメラから撤退 ソニーが「α」を継承
コニカミノルタは、不振のカメラ・フォト事業から完全撤退。「αマウント」はソニーが継承、同マウント準拠のデジタル一眼レフカメラを発売する計画だ。
鉄道少年だったころ、憧れのカメラといえば、ピッカリコニカだった。
親が持っていたミノルタカメラを借りては、サクラカラーをつめてピンぼけ鉄道写真を撮っていた。
大学時代、バイト代で買ったカメラはコニカBiGmini。
シンプルな機能で、コンパクトカメラとは思えないほどきれいに写った。
出版社に就職すると、取材に使うからと初めて一眼レフを買った。
カメラ屋で相談し、買ったのはミノルタα707si。
2000年にカメラバッグごと盗まれるまで、写真のいろはをこの機械で学んだ。
その後、キヤノンにシステムを変えて今に至るが、マーケティングより技術、というイメージのあるミノルタには、ずっと親近感を抱いていた。
コニカとミノルタが合併したときは、キヤノンのカメラを手に苦笑いしたものだ。
そのコニカミノルタが、3月末でカメラ・フィルム事業から完全に撤退する。
現在の、オートフォーカス一眼レフシステムの先駆けだったミノルタが、カメラの舞台から去ってしまうのだ。
デジタル一眼レフのαデジタルシリーズは、ソニーが事業を引き継ぐらしい。
βをつぶしたソニーに、αを守ることはできるのだろうか。
僕がNewEOSkissを買ったのがいけなかったのかなあ。
お金があれば、今からでもα7デジタルを買うんだけど。
コメント
こっちは完全撤退ですからねぇ……ニュースを見ながらさすがのあたくしも言葉を失いました。周囲にはロッコールファンもいましたし、古くは「ピッカリコニカ」とか宮崎美子の「X7」とか、話題の製品も多かったと思います。いつかはCLEを手に入れて持ち歩こうと思い続けて、20年ぐらいが経っちゃいましたが……それにしても
> βをつぶしたソニーに、αを守ることはできるのだろうか。
うむ、心配だよねぇ。
じつは私、
自分のお金で最初に買った一眼が”α9000”だったんです。
時代は思いの外、早く進んでしまっているのですね。
仕方ない事とはいえ、残念な気持です。