昨日30日21時に予約開始となった、iPadProを予約した。
選んだのは、11インチ1TBのセルラー(LTE・5G通信対応)タイプだ。タブレットなのに、おそろしや、20万円を余裕で超えてしまった。自分で使うiPadとしては5代目。最初のころは、ウェブサイトやyoutubeを見るためのガジェットだったのが、2017年にiPadProとApplePencilを購入してから、仕事道具になった。今や僕の仕事にiPadは欠かせない。インタビュー取材では、ノートアプリのNotabilityを使って録音しながらメモを取る。
ゲラ(校正刷り)の確認・校正もApplePencilで行うようになった。慣れれば、修正がしやすくすぐにメールで送信できるPDF校正はとても便利だ。
鉄道雑誌などの資料も、可能な限りPDF化して持ち歩く。
簡単な写真編集や動画編集もiPadで行ってきたが、これには限界があった。Lightning端子はファイルの転送が遅く、使い勝手に難があったし、従来使っていた256GBのストレージは、4K時代の動画を取り込むにはあまりにも容量が少なかった。原稿も、iPadで書きたかったが、これも今までは完全ではなかった。カバーを兼ねたSmartKeyboardはキータッチが浅く、長文入力に適さない。日本語変換にもバグが多かった。
新しいM1プロセッサ搭載のiPadProは、そうした不満をほぼすべて解決してくれるはずだ。端子はThunderbolt対応の高速USB-Cとなり、ファイル入出力の不満が解消される。
キーボードは、高価だけれどMacBook並みのキータッチを実現したマジックキーボードが登場し、日本語変換のバグもだいたい改善されている。
画面の小ささという難点は残るものの、ほぼ完璧な仕事の相棒となってくれるはずだ。どこへ行くにも持ち歩き、取材し、執筆し、編集する。
1TBのストレージはさすがに値段が高すぎるとも思ったが、16GBのメモリはあまりにも魅力だった。今はそれほどのメモリは必要ないが、2〜3年すれば状況は変わってくる。2013年にMacBook Airを購入した時も、標準メモリは4GBだったが、将来を見据えて8GBにカスタマイズした結果、7年も活躍してくれた。今度のiPadは、5〜6年は活用したい。そのためには、最高スペックが必要だ。
到着は、21〜27日頃の予定だ。しっかり減価償却できるよう、活用していこう。