”moromoroフォルダ”というかいぶつ

「諸々/moromoro」フォルダという厄介なかいぶつがいる。ほとんどが、大きな仕事が終わった後に残された作業ファイルだ。

元画像ファイルとか、資料のスキャンとかは、わりときちんと整理して保存している。借り写真の画像も、処分するのが減速だ。諸々フォルダに残されるのは、赤字を入れたゲラのスキャンとか、デザイナーや編集者から送られてきたzipファイルとか、誌面のラフを描いた画像ファイルとかである。

断捨離しても、99%支障はない。だが、なかなか捨てられない。読者から問合せがあった時の検証用とか、二次使用の依頼があった時とかに、まれに出動することがあるからだ。

最初からちゃんと整理すれば良いのだけれど、それだけでも大変な手間なので、全部まとめて「moromoro~」と名付けたフォルダにドン!と入れて、そのまま忘れてしまう。デスクのうえに散乱した書類を、段ボール箱にドサッと入れて、そのまま押し入れに突っ込むようなものだ。

それではいかんとわかっているのだが、なかなか改善できないのが、僕の悩みだ。

ハードディスクに散らばったmoromoroフォルダを集約してみた。

600GB。

「僕を見て! 僕を見て! 僕の中のモンスターがこんなに大きくなったよ!」
~MONSTER(浦沢直樹)より

うーむ、どうしよう。