先日、Chromebookユーザーのオフ会に参加してきた。
Chromebookとは、Googleが提唱しているPCのプラットホームだ。WindowsではなくChromeOSと呼ばれるOSを採用し、ほとんどの機能がChromeブラウザ上で機能する。
海外では、教育市場を中心に相当普及が進んでいるが、日本では影が薄い。シンプルなOSで、WindowsやMacに比べて低スペックなPCでも快適に動くのだが、「ブラウザしか動かない教育向け低コストPC」というイメージがついてしまい、苦戦している。だが、実際にはWindowsなどでは考えられないほど高速に動作し、ブラウジングや文章作成といった用途には非常に強力なプラットホームだ。
さて、オフ会は日本を代表するChromebookパワーユーザーとも言える、おふぃすかぶ.jpのかぶさんが企画したもの。特に今月は、毎週のように都内で開催しており、今回は下北沢駅近くのカフェに4人が集まった。お酒はなしの、純粋なお茶会だ。それぞれが使っているChromebookを出して、それぞれの使い方や期待などをざっくばらんに意見交換する。
この雰囲気、なんだか懐かしい。
20年前、90年代のAmigaユーザーのオフ会だ。米コモドール社のAmigaは、「ウゴウゴルーガ」などのCGに使われたPCだ。ヨーロッパではゲーム機として、アメリカではCGマシンとして普及したが、日本では非常にマイナーだった。
海外では人気があるのに、日本ではイマイチなPCの、熱いユーザーたちのオフ会。今回のChromebookオフ会そのものだ。
僕は最近、原稿類はすべてGoogleドキュメントとオンラインエディタのWriterで作成している。Macはもちろん、ChromebookのC101PAでも極めて快適だ。900gのコンパクトな筐体でバッテリーも底なしによく持ち、今のところ理想に近い道具となっている。そんな話をさせていただいた。
プレゼンに活用している方もいるようだ。小さくてもキビキビ働く、しかしマイナーな機械。他のユーザーの話を着ていると、活用欲がムクムクと湧いてくるから不思議だ。
ライター、ブロガーの皆さん、Chromebookはいいですよー!