iMac入院

吉祥寺(と称する練馬区)の事務所で使っていたiMac。2011年の夏に購入して以来、2015年頃まで仕事用のメインPCとして活躍してきた。思い切って購入したCore i5・27インチモデルだ。

しかし、次第に動作が遅くなり、特に文字入力でキーを押すたびに数秒待たされるようになった。あれこれ検証したが、原因がわからない。しょうがないので、安いディスプレイを購入し、MacBook Airをつないで凌いできた。だが、MBAにメインの業務は重荷過ぎる。次第に、作業は自宅でする比率が高くなっていった。

これではいけないと思ったが、今、Macはかなり高価で買い替えは避けたい。しかし、このiMacは保証期間がとっくに終了しており、修理には故障の程度に関わらず7万円かかる。しかも、製造中止から7年が経過し、今年中にもAppleの修理受付も終了する。

ハードディスクを初期化してみたが、結局ほとんど改善しない。ベンチマークを取ってみると、ハードディスクへのアクセス速度がありえないほど遅くなっていた。

読み込み速度はまだ許せる範囲だが、書き込みがありえない。14.81MB/秒では、遅いSDカード並みだ。ディスクユーティリティで検証してもエラーは出ないが、遅いことは間違いない。

そういえば、我が家に2年前のSSDが未開封で転がっていることを思い出した。安くなった時に買ったものの、そのままになっていたものだ。

これを、iMacの遅くなったハードディスクと換装すれば……と思ったが、iMacは内部構造が複雑でハードディスク交換の難易度が非常に高い。趣味用のPCなら、リスクを楽しむこともできるが、一応仕事用のPCである。

あれこれ考えた末に、パソコン・スマホの修理業者である「スマホドッグ24武蔵境店」にSSD換装を依頼することにした。事務所から3キロ程度しか離れておらず、カーシェアリングで持ち込みが可能だ。

何度かメールでやり取りした後、車で持ち込み入院となった。

このiMac、3度目の入院だ。初回はメモリー不良、2度目は液晶バックライトの故障だった。

参考記事
iMac再び修理へ
iMac帰還

Macの修理を、Appleではない市中の修理業者に依頼するのは初めてだ。SSDに換装されて、爆速PCに生まれ変わるか、それとも……?