WiMAX2+ WX04導入

WX04を購入というか導入した。WiMAX2+のモバイルルーターだ。

WiMAX2+はUQ WiMAXが回線を提供するモバイルブロードバンドサービス。au系列の携帯電話会社だが、スマートフォンなどの電話機は販売しておらず、携帯の電波をWi-Fiに中継するモバイルルーターのみを提供している。

速度は速いが、扱っている周波数の特性上建物などの障害物に弱く、奥まった所では電波が届かないことも多い。その代わり、上限なしで使い放題、前日までの3日間で10GB以上使った場合のみ、混雑する夜に規制するという、極めて緩い制限が魅力だ。最近のパソコンやスマホは、Wi-Fiでつながるととんでもない量の通信を始めるので、このくらい本気の使い放題でないと、怖くて使いものにならない。

今までも、ニフティをプロバイダとしてWX02という機種を使っていたのだが、電波の掴みが弱く、やや不便を感じていた。月額は約4400円、契約はあと10カ月ほど。

ところが、BroadWiMAXが他社の違約金(1万4000円)を補填したうえで、月額3600円ほど(最初の2カ月は2944円)のプランで最新機種を提供するという。検討した末、損はしないと判断し乗り換えた。

新しい機種は、WiMAXのほかにauのLTEも使える。WiMAXは使い放題な反面、エリアが狭く地下なども弱い。そこで、エリアが広いauLTEを使えるようにしたのである。ただし、「LTEとWiMAXの両方が使えるモード」は月間7GBまでという制限があり、これを超えると無制限のはずの「WiMAXだけモード」も月末まで128kbpsという厳しい規制を受ける。これがネックとなって、あまり使われていないらしいが、WX04には7GB越えを防止する機能がある。僕の場合、この前の夕張取材のようにWiMAXが入らない出張時専用のモードとすれば、十分7GBで収められるだろう。「LTEとWiMAXの両方が使えるモード」は別途月1000円かかるが、3年契約とすることでこれが無料になる。東京オリンピック後まで契約が続くが、月額500円の保険に入ったので、壊れた場合はその時点の主力機種に交換してもらえる。紛失だけ気をつけよう。

これで、今まで普段用、取材用といろいろ使い分けていたモバイル通信手段が、すっきりひとつにまとまるはず。今のところ、以前のWX02よりも電波が良く届き、速度も概ね30〜50Mbps出ており快適だ。Chromebookを使ったブログ更新も、はかどるはずである。