PHSからauのガラケーへ

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長年愛用したPHSを解約し、番号をそのままauに移した。

PHSは、途中何度か番号を変えたけれど、DDIポケットがスタートした1995年から20年近くにわたって使い続けてきた。低廉な料金と高音質、そして巨大携帯電話業界の中で孤軍奮闘する姿に惹かれたのだ。東日本大震災では携帯電話が全くつながらなくなる中、唯一発生直後から普段通りに使え、ますます離れがたくなっていた。

だが、唯一PHSサービスを提供してきたウィルコムが、イー・モバイルに吸収されてワイモバイルとなると、状況が変わってきた。PHSユーザーをスマートフォンに移行させる施策が始まり、PHSの新しい展開は望めそうもなくなった。よく考えれば、一つの通信技術が20年も使い続けられてきたというのは凄いことだ。ドコモのデジタルムーバは、サービスインから15年で新規受付を終了し、auのcdmaOneは全国展開完了から停波まで13年しか使われなかった。

そんな中、メインで使っていたPHSの契約期間満了が近づいた。年明けからは、スーパーだれとでも定額を付けると月約3000円かかることになる。音質が良いのはありがたいけれど、月2500円ほどで済むガラケーよりも割高となっては、使い続ける意味がない。

月1060円ほどで2年間通話し放題になるauのガラケーを見つけたこともあり、経費節減のために乗り換えることにした。

もっとも、災害時に家族と連絡がつかなくなるのは困るので、これまで使っていたPHSを、妻名義の副回線として再契約する予定だ。妻は旧ウィルコムのスマートフォンを使っており、副回線は契約事務手数料以外は完全に無料で維持できる。普段からカバンに入れておけば、携帯がつながらないような災害時でも安心だろう。

しかし、やはりPHSから離れるのは、寂しい。

コメント

  1. 杉山 より:

    こんにちは。
    このauのガラケーは私のと同じ機種のようです。
    自分はソフトバンクからのMNPでauに移り、
    3円携帯+メールし放題オプション300円/月、
    みたいな感じで運用しています。

    スマホは持ってなくて、移動中は
    WiMAX+(iPad, iPodtouch) でネットしています。