サンヨー食品「幸楽苑 味噌ラーメン」

2014-11-30 12.10.27

この前、近所のOKストアで、サンヨー食品のカップ麺「幸楽苑」を安売りしていたので買ってみた。幸楽苑の看板である醤油ラーメンはなく、味噌ラーメンと担々麺だけが1個95円で山積み。どこかで売れ残ったものを安く仕入れたのかもしれない。

日高屋、福しんなど、低価格ラーメンチェーンは色々あるけど、僕は幸楽苑が一応好きだ。喜多方ラーメン風の、多加水麺が好みだ。

こういう、実在店とコラボしたカップ麺は今ひとつ気が乗らないのだけど、安かったこともあり試してみたら、これがなかなかうまい。

ぷりっとした、多加水麺をよく再現している。

ここ10年ほどで、インスタントラーメンは本当に進化したなあと思う。韓国に留学していた頃は、煮込みに強く料理の材料として使われる韓国ラーメンを食べて、「どうして日本のインスタント麺はこのレベルをクリアできないのか」と思ったものだ。当時、日本で定番と言われる即席麺は、昔ながらのチキンラーメン、カップヌードル、出前一丁などであり、鳴り物入りで登場した日清「ラ王」(生麺タイプ)も、のびやすい上にゴムみたいな食感で、普通の生ラーメンとはまだまだ差があった。

それが、ここ数年ものすごい勢いで進化している。

とんこつラーメンなんて、そのまま店で出しても絶対にわからないレベルだ。

この「幸楽苑」も、かやくが少ないのは惜しいけど、麺とスープは95円で売るようなレベルじゃなかった。

翌日の夕方、またOKストアに寄ったら、あれほど山積みだった味噌ラーメンはすっかりなくなり、担々麺だけになっていた。やっぱり、こういう商品は定番ものから売れるんだな。

もっと買っておけばよかった。