↑大型トラックがいて、3年前と全く同じアングルでは撮れなかった
3年ぶりに、花郎台駅を訪れた。
京春線(戸籍上は中央線らしい)の駅だったが、2010年12月の複線電化、ルート変更によって廃止となった。
花郎台駅は、近くには地下鉄6号線の駅もあるソウル市ノウォン区の駅で、「ソウル最後の簡易駅」と呼ばれて親しまれた。
2010年に訪れた時は、近くの教会帰りの住民たちが駅舎でお茶会を開くなど、とても雰囲気のいい駅だった。
駅舎は文化財に指定され、レールは士官学校への引き込み線として残ると聞いていたのだが、3年ぶりに訪れた花郎台駅は、荒れるに任せた状態だった。
雰囲気のある廃駅として、写真好きには今も人気のスポットらしい。何人も写真を取りに訪れていた。
結婚式用なのか、カメラマンを伴ってかなり照れくさい写真を撮っているカップルもいた。二人で風船を持って…とか、そういう場所ではない気がするのだけれど。
やはり、駅は生きている方がいい。
文化財として、早く保全してもらえることを願う。