金曜日は、月刊「スッカラ」編集部の方に誘われて、紀伊國屋書店本店で開催された黒田福美さんのトークイベントに行ってきた。
アスク出版から発売された「黒田福美の韓国ぐるぐる ソウル近郊6つの旅」の出版記念イベントだ。
日韓共催ワールドカップの頃から、「いずれ韓国旅行は地方が注目される時代が来る」と思っていた黒田さんによる、ソウルから足を延ばす地方旅行の入門書。ほぼフルカラーで、旅先で使う頻度の高い韓国語会話なども載っている。
トークイベントは1時間。黒田さんにとって、韓国を語る時間としては短すぎる感があったが、来場者にも話しかけながら地方旅行の楽しさを存分に語ってくれた。
会場では、ちょっとしたサプライズがひとつ。
ライターのSさんと挨拶していたら、「栗原さんですか」と話しかけられた。振り返ると、見覚えのある同世代の女性。
高校の放送部・演劇部で同期だった、Hさんだ。韓流や黒田さんのファンで、今日も黒田さんに会いに来たのだという。
7〜8年前に放送部のささやかな同窓会をやった時に、Hさんが韓国語を勉強しているらしい、という話は聞いていた。狭い世界だから、いずれどこかで会うこともあるかもと思っていたが、それが黒田さんのトークイベントだったのは感慨深い。黒田さんは、高校の先輩でもあるのだ。
卒業以来、二十数年ぶりに会ったHさんは高校時代とほとんど変わらず、一目でわかった。近々、同窓会をやろう。
旧友と再会させてくれた、黒田さんとスッカラの堀さんに感謝。