自民大勝。
僕は自民党が示している憲法改定案に賛同できないので、「残念」な結果ではあった。
もっとも、ではどこに入れれば良いのか、という点で選択が非常に難しい選挙だったし、自民勝利、民主敗北という結果は最初から見えていたので、特別驚きはなかった。山本太郎氏の当選は、ちょっと意外だったけど。
昨年の総選挙以来感じることは、やはり政権交代というのは意味のあることなのだなということ。
2009年の政権交代がなければ、安倍さんは今のような形で「復活」することはなかっただろう。一度どん底まで挫折したからこその、強さと信念を感じる。
民主党政権で挫折した人たちも、どういう形であれ、近い将来、また自民党と政権を争えるような存在に立ち直ってほしい。自民党には人材が集まってはいるが、ライバル不在の長期安定政権では、必ず緊張感が失われて腐敗がはびこると思う。
まあでも、「反自民の野党が結集」とかいうのは、もうやめたほうがいいよね。「反自民」以外の部分で意見が合わず、空中分解するというお約束パターンはもう見飽きた。僕が大学生の頃から同じパターンを繰り返しているんだから、驚きだ。
次の国政選挙は３年後……て、本当だろうか。１票の格差違憲判決もあるし、意外に早い時期に行われるような気もするのだけど。