FISコンチネンタルカップ2009平昌大会~ノーマルヒル

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韓国江原道、平昌にオープンした、アルペンシアジャンプ競技場。

全羅北道の、茂朱ジャンプ競技場に続く、韓国二番目のジャンプ競技場である。大小5つのジャンプ台を備え、2018年に3度目の正直で誘致を目指す、平昌冬季五輪の 主要開催予定地でもある。

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そのアルペンシアジャンプ競技場で、韓国で8年ぶり二度目となるスキージャンプの国際大会が開幕した。

FISコンチネンタルカップ2009平昌大会だ。

(8年前の、茂朱サマーグランプリの模様はこちら

今回も、8年前と同様、韓国代表チーム飛型審判員のムン・チョンソン氏に招待していただいたのだが、大会直前になって、ムンさんが来られない事情が発生した。まずは平昌へ行ってみるが、今回は韓国代表のゲストではなく、一観客として観戦することになるかもしれない。

江原道横渓(フェンゲ)のバスターミナルから、タクシーでアルペンシアジャンプ競技場へ。運転手が、僕のカメラを見て「取材の方ですか?」と訊かれたので、ダメもとで大会受付へ行ってみることにした。

「すみません、ムン・チョンソンさんの紹介で、日本から取材に来たのですが」
「ムン・チョンソンさん……ああ、審判の方ですか。今回は欠席になっています」
「そうなんです。それで、こちらでご相談させていただこうと思いまして」
「わかりました。では、こちらに記名して、お名刺を一枚いただけますか」

あっさり、プレスパスのゲットに成功した。

今日9月3日は、ノーマルヒル(K=98/HS=109)の開催日だ。出場選手は、11カ国35名。韓国の出場選手は、8年前と全く同じ、チェ・フンチョル、チェ・ヨンジク、キム・ヒョンギ、カン・チルグの4人。日本からは、遠藤晃太(アインス)、高柳太郎(日本空調)、鈴木翔(旭川大学)の3人が出場した。

スタンドには、大型バスで続々と観客が集まってきた。公式発表では、約3000人とのことだ。平日というのに、これだけの人が集まるとはすごい。ハ・ジョンウら映画「国家代表」の出演者が来たり、ノートPCなどが当たる抽選会が行われたりと、8年前とは明らかに大会の充実度が違う。太極旗をはじめ、各国の応援国旗が無料で配られ、日の丸も、何の抵抗もなく受け入れられていた。

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韓国の兵士が日の丸を持って歩いてる!
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賑わうスタンド。8年前とは隔世の感がある。

競技は、15時スタート……のはずが、カンテ付近の向かい風が強すぎて、ディレイ。

ウォームアップしていたチルグと旧交を温めていたら、僕のほうが報道陣に囲まれた。

「日本の方ですか?」
「韓国の代表選手とお知り合いなんですか?」
「ちょっとインタビューよろしいですか?」

三大放送局を始め、この日は韓国の主要メディアがすべて集まった。しかし、多くの記者は、スキージャンプを直接見るのは今日が初めて。選手の名前も、かろうじて覚えたようで、誰かがヨンジクのことを「ヒョンギ選手!」と間違えて呼ぶと、記者全員が「ヒョンギ選手」と呼ぶ有様だった。そこに、日本人らしい男が、選手と親しげに話しているということで、格好のネタになってしまった。ちなみに、記者たちからもっともよく訊かれた質問は、これ。

「えーと、今日の大会に出場している外国人選手は、国家代表クラスなんですか? 今日は、どういったクラスの大会なんでしょうか」

……そこからか!

トライアルラウンドが、20分遅れで始まった。最初に飛んだ日本人選手に、感想を聞いてみた。

「今日は風が強いんですが、施設は、すごくいいですね! 自分は、もう少しアプローチを安定させないと……。ところで、これってトライアルなんですか?」

トライアルかファーストラウンドかわからないまま飛んでいたらしい。さすがは、韓国だ。

長くなったので、競技については、次のエントリで。

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コメント

  1. Jun-1 より:

    かなり楽しそうですね
    サマージャンプ自体は練習してるところしか見たことないんで、本気で飛んでるところを見てみたいですね^^
    ハードは充実しててもソフトは未熟なんですね~
    大会システムもこれからどんどん成長してもらいたいですね