文字が読めない、釜山の夜

Busan101

 釜山駅の向かいには、中国&ロシア街がある。たまたま同じ時期に釜山に来ていた八田靖史くんらと、韓国のロシア料理を食べに行こう!と繰り出した。

 が。

 ロシア文字が、読めない。

「Д」とか、「∀」とか、2ちゃんねるみたいな文字ばっかり。

 いろいろ店は並んでいるのだが、食堂、カラオケ、怪しいお店と、どれも区別がつかないのだ。

 薄暗い道を彷徨うこと10分、何人かに訊いて、やっと雑居ビルの二階にあるロシア料理店にたどり着いた。

 が。

 渡されたメニューが、ロシア語だった。

 読めない。

 八田くんと、顔を見合わせた。

 そうか、初めて韓国に来たときって、こんな気持ちだったよね、文字が読めなくて、どれが食堂なのかわからなくて。並んでいる店が、全部怪しく見えたものだ。文字を読めるのをいいことに、すっかり「韓国なんてかんたん」という気分でいたが……。

 なんだか、初心を思い出してしまった釜山のロシア街であった。

Busan102
幸い、韓国語のメニューがあった。

 

コメント

  1. じーつー より:

    なんだ、リアルタイムでロシア語の写真くれたら判読してあげたのに ← いちおう第3外国語で履修(ただし半年で脱落)

  2. jun-1 より:

    あっ!
    懐かしい~韓国のビールの色~

  3. かんりにん より:

    いやもう、そんな余裕ありませんでした(笑)