釧路駅で根室行き快速「ノサップ」に乗り換え、根室に着いたのは13:08。新宿から1923.7km、61時間59分かけて、一応の目的地に到着した。
ここまで来たら、最果てを見ずに戻るのはもったいない。駅横のターミナルからバスに乗り、納沙布岬に足を延ばした。
納沙布岬に来るのは、やはり十数年ぶりだ。前回来たときも正月で、天候が悪く海はほとんどみえなかった。今日は天候もよく、貝殻島など北方領土がよく見える。政治団体の看板やら何やらも、だいぶ増えたようだ。
次第に風が強まり、シャレにならない温度になってきたので、みやげ物屋に飛び込んでコーヒーを注文。風が出るまでは思ったほど寒くないと思っていたのだが、店の人によれば今日はかなり冷え込んでいるそうだ。
1時間後のバスで駅に戻ると、15:40。釧路行きの発車時刻まで20分ある。そこで、タクシーに乗ってひとつ隣の東根室へ。高台の上にホームがあるだけの、根室市郊外の無人駅だが、こここそが日本の最東端に位置する駅である。
住宅街にある駅に着くと、駅の正面に夕日がまさに沈むところだった。あわててホームに上がり、シャッターを切る。時刻は15:54、さすがに、これほど早い時刻の日没は初めてだ。
16:02発の普通列車で、釧路に戻る。上り列車に乗り通すのは、このたび初めて。いよいよ、帰路である。
コメント
うわぁ、いつの間にか大旅行していたんですね。
今年もよろしくお願いします。
shamuuさん、こんにちは。
大旅行、でもないと思うんですが、なかなか盛りだくさんな内容になりました。
今年もよろしくお願いします。