牛丼復活祭・吉野家中野北口店

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吉野家中野北口店

並んでます。ただいま11時35分。
外の列は、100人ちょっとといったところ。
思ったほどは多くない感じ。
牛丼の臭いが漂っている。
おっさんや学生風が多いけど、女の子もいる。家族連れはあきらめたようだ。奥様風の女性グループの隣りに、「祝牛丼復活」というTシャツを着たお兄ちゃんがいたりして、吉牛ファン?の幅の広さを感じさせる。

 店に入って注文できたのは、12時10分。だいたい40分待ちだった。このペースだと、5時くらいまではなんとかなるかな。

 僕が注文したのは、大盛り・玉子・味噌汁・お新香。全部で670円。

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 思ったよりタレの味はこなれていたけれど、やや薄味。肉のほぐれもイマイチだ。

 まずは、出てきた牛丼をそのまま味わう。

 思ったよりはおいしい。厨房は戦場だから、やや生煮え感があり、タレよりも肉汁のうま味が強い。タレは薄いのが気になるが、味そのものはそれなりにこなれている。今のタレの仕組みは知らないけれど、煮込み始めから100食あまりでこの味は出ないから、きっと、昔で言う「濃縮煮ダレ」を使っているのだろう。これは、新規開店した店舗が最初に使う、ある程度肉を煮込んだ状態で濃縮したタレで、言わばタレのレトルト品。時間が経って鍋の味がこなれ、従業員のスキルも上がると、材料を配合しただけの生ダレ(だったかな?)に変わったものだ。もっとも、今も同じなのかは知らない。

 次に七味を入れて味わう。その次は紅ショウガを載せ、1/3ほど食べたところで、醤油を数滴だけ垂らした卵を流し込む。一杯で、4つの味を楽しめる、という訳だ。せっかくなので大盛りにしたが、最後のほうで少し持てあまし、やはり牛丼は並に限る、と再認識した。

 今日は、牛丼以外のメニューはすべて中止していたが、それでも盆と伝票を使っていた。メニューが牛丼しかない場合、いちいち伝票に書き込むのは効率が悪い。牛丼が消えて2年半、牛丼単品時代を知らないキャスト(従業員)が増えている、ということだろう。

 その後、14時過ぎにまた中野北口店の前を通ったときは、外の列は20人ほどになっていた。その15分後の新宿百人町店には列はなく、通常の混雑。ちょっと拍子抜けだ。

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 ニュースでは、有楽町店などでの大騒ぎが報道されていたが、一般的な店舗での盛り上がりは今ひとつだったようだ。この分なら、店によっては今日いっぱい持つかもしれない。

 「消費者のアメリカ産牛肉への不安が払拭されていないから」なのか、「天気が悪いから」なのか。どっちだろう。
追記。百人町店は16時5分に完売したようだ。

コメント

  1. manami より:

    やっぱりね!
    絶対いくだろうと思ってましたよ、TVのニュースみながら。
    でももう行って、しかもここでその様子が知れるとは
    思ってませんでした。
    私も今日の夕飯に行ってみます。
    ニュースをみてて、そんなに美味しいのか!?と
    興味がわいたので。
    またしばらく食べられないんでしょ?
    なにを隠そう、吉野家の牛丼初体験です。
    間に合うかなぁ。

  2. かんりにん より:

    おほほほほ。速いでしょ。ていうか、僕、ひま?
    うーん、牛丼初体験かー。それなら、本当は12月半ば頃の、鍋も技術がこなれて、味が落ち着いてきたころのほうが良いと思うよー。
    でも、話の種にはいいかもね。
    僕が作った牛丼をごちそうしたいよ。

  3. 705号 より:

    やはり行かれましたね。ふふっ
    うちんところの一番近い吉牛は車で1時間もかかってしまう。
    という事で、今回は断念(天気が良けりゃ出かけたのだが)。TVのニュースを拝見しておりました。
    そうか、もし行くのであればもう少し後のほうが良さそうですね。
    それにしても画の丼の盛られ具合?が懐かしい。

  4. 吉野家「牛丼復活祭」。とりあえず参加した。 持ち帰りの列。1120頃。店内で食べ