氷川神社祭礼

氷川神社祭礼
 今週末は、毎年恒例の氷川神社祭礼。中野では、町会ごとに御輿や山車を出す。町会は昔の町名ごとに分かれており、僕が生まれ育ったところは、昭和通り三丁目、つまり昭三町会だ。
 子供の頃は、僕にとってはこの町会が社会の単位だった。少年野球も町会対抗で、夏休みは毎日哲学堂や平和の森のグラウンドに通ったものだ。まあ、僕はライトの補欠だったけど。
 当時の少年野球では、昭三町会が強く、弱かったのが打越町会だが、お祭りでは逆である。中野駅北口サンモール商店街のお膝元である打越町会は、昭三町会より一回り立派な御輿を持っている。サンモールの中で担ぐので、区外の人の目にもよく触れる。
 今年も中野駅前では、打越町会と昭三町会が合同で御輿を担いでいた。特に有名でもなく、ご近所だけでやっている小さな祭りだが、こうした風習がよく残っているのは、日本の良いところだ。韓国には、こうした町の祭りはほとんど残っていない。
 韓国の友だちに、こうした祭りを見せてあげたいものだ。

コメント

  1. Err より:

    市井の文化は李朝時代に殆ど姿を消したみたいですねぇ