ドトールコーヒー、韓国撤退

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 というわけで、2ちゃんねるからいただいたネタ。ドトールコーヒーが韓国から撤退するそうだ。

ドトール、韓国企業とのライセンス契約解消・品質水準満たせず
 ドトールコーヒーは27日、1月末で韓国から撤退すると発表した。ライセンス契約を結んだ現地企業がドトールの想定する商品の水準を満たせず、ブランドイメージが傷つくと判断した。契約を希望する企業が現れ次第、再進出する。
(日経ネット)

 実は、昨年末行きつけの明洞2号店を訪れた際、心なしかくたびれた印象を持った。いつまでたっても客が定着しないので、やる気をなくしたのかなあと心配していたのだ。

 ドトールは、「品質水準満たせず」と、ライセンスを供与した企業に責任があるとしている。たしかに、サイドメニューや接客などのクオリティは日本に比べると落ちたが、明洞の2店舗に限って言えば、「ブランドイメージを傷つける」ほどだったかは疑問だ。ドトール側に、韓国の風土に合わせる努力が足りなかったのではないか。韓国のドトールは日本のそれにそっくりだったが、例えばソファタイプの座席を導入するといった独自の工夫は、ほとんど見られなかった。単純に日本のドトールを韓国に持ち込んで、事足れりとしてはいなかったか。

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 景福宮からの帰り、「ドトーリコーヒー」こと清進洞店に寄ってみた。
 ソルラルとあってお客は少なく、日本人の若い男性が1人でコーヒーを飲んでいるだけだった。彼、きょろきょろしていたけど、もしかしてネラーだったりしないかな。

 2年前に韓国に進出したフレッシュネスバーガーは、年々人気が高まっている。ドトールの再起に期待したい。

コメント

  1. 韓国ドトール撤廃

    韓国のドトールコーヒーが撤廃するらしい。 明洞にドトールがOPENした時、うれし

  2. pomu より:

    アニョハセヨ~
    ひょんなきっかけでおじゃまさせて頂いています。
    韓国の方からコーヒーを出された時、アメリカン?の薄いのが出てきました。最近はスタバなどいろいろ進出していますが、まだまだコーヒー文化は根づいていないのでしょうかね?

  3. かんりにん より:

    pomuさん、こんにちは。
    韓国は、コーヒー文化が根付いていないのではなく、独自のコーヒー文化を持っているんです。昔、コーヒーが一般化する過程で、薄く入れるのが流行り、そのまま定着したのだと聞いたことがあります。
    その理由はわかりません。コーヒー豆が高価だったからかもしれませんし、コーヒーの苦味を和らげるためだったのかもしれません。
    もともとブラックで飲むものだったコーヒーですが、フランスで苦味を和らげるために牛乳を入れたのが世界に広まり、カフェオレとなりました。中東やアフリカでは、練乳を入れて恐ろしく甘くして飲みます。このように、その土地、国ごとに、独自のコーヒー文化があると考えるのがよさそうです。

  4. cherryh より:

    ドトール撤退ですか。
    一時期は、明洞あたりだけでも、3~4店舗あったんですけどね。
    ソウルで仕事していた時は、同僚(日本人)と夕食後に一息つける場所であり、休日に(たまにですが)朝食を取ったりする場所でもあったりして、だいぶんとお世話になったものです。
    ドトールから、チェーンでないコーヒーショップに衣更えした店もあって、そこはその後も通ってました。ドトールでなくなった後は、日本人は少なくて、韓国人がよく利用していましたが・・・

  5. 繁盛の肝 より:

    ドトールでモーニング

    ドトールコーヒー
    は言わずと知れた国内最大級のコーヒーショップチェーン。
    いつもここへ来ると落ち着いた気分になります。
    私はこのチェーンを「自分の好きな事のできる場所」と捉えています。
    で、今回注文したのがこれ。
    ↑アイスコーヒーS(180円)とタマ…