EOS Kiss Digital N 発表

キヤノンから、EOS Kiss Digital N が発表された。
630万画素が800万画素になり
起動がとても速くなり
連射4枚が最大14枚になり
オートフォーカースのモードを選べるようになり
100g軽くなり
ぐっと小さくなった。
だいたい予想された通りのスペックで、驚きはない。
小さく軽くなったのは良いけれど、旧KissDを1年間使い込んだ身には、KissDには耐久性がないことがわかっているので、食指は動かない。800万画素は、今の僕の仕事にはオーバースペックだ。
旧KissDの欠点とされたところをことごとく改善してきたこと、
「安いから、こんなもんでしょ」と、あまり指摘されなかった欠点はそのままスルーされたこと
などなど、さすがにキヤノンは商売が上手だなあ、と感心した。
KissDigitalで撮影した写真は、別冊週刊女性とか、月刊旅行読売とか、グランマガザンとか、DVD Visionといった雑誌に何度も掲載してきたが、クオリティ的に不便を感じたことは全くない。見開き全面といった使い方でない限り、630万画素というスペックは十分なスペックだった。
KissDのようなコンシューマー向けカメラが800万画素だ、1000万画素だと言っても、撮影したデータの保管に困るばかりで、何もメリットはないと思うのだが…。