夜22時の児童公園

 夜の遁村市場。22時をまわり、ひとつ、ふたつと露店が店じまいの準備を始めた。
 今日も1日が終わり、遁村洞の夜が更けていく。
 市場の隣にある児童公園。昼間は、地元の子どもたちが元気に遊んでいる庶民的な公園だ。
 子どもにとって22時はもう深夜。ジャングルジムやブランコは、今はただ静かに次の朝を待って……いなかった。
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 どうして、こんな時間に遊んでいるのか。マクドナルドに立ち寄れば、そこも髪の毛を黄色く染めた小学生が、親と一緒にアイスクリームを食べていた。あまつさえ、乳母車を引いたお母さんまでその辺を悠々と歩いているのだ。もちろん、赤ん坊の目はぱっちり開いている。
 そんなわけで、韓国の子どもはあきれるほど夜更かしだ。健康によくないぞ。