南北直通鉄道、55年ぶりに運行再開

南北横断列車55年ぶりに復活へ(連合ニュース)

南北、25日に鉄道試運転 半世紀ぶり運行再開(Yahooニュース)

 YTN(連合ニュース)を見ていたら、入ってきたこのニュース。

 来る25日から、朝鮮半島西側の京義線と東側の東海線で、北朝鮮と韓国を結ぶ鉄道の試運転が始まることが決まった。朝鮮戦争勃発以来、55年ぶりに南北の境界を鉄道が走る。

 6月には金大中前韓国大統領が、京義線の列車を利用して平壌を訪問し、7月ごろを目処に本格運行を開始するそうだ。「本格運行」がどのような運行形態を指すのか定かでないが、まずは、ようやくここまでこぎ着けたことを祝いたい。

 南北鉄道連結事業は、2000年春の南北首脳会談で提起され、僕が韓国に留学した2001年9月のムン山-臨津江間開業を皮切りに、少しずつ進められてきた。普通の鉄道工事なら1年ほどで完成する距離だったが、北朝鮮側の工事が遅れたことや、政治的な駆け引きの影響もあって、運行開始まで6年もかかった。

 南北の鉄道がつながったからといって、すぐに北朝鮮の改革が進み、南北融和が深まるとは思えないが、北朝鮮観光が、今よりも身近なコンテンツになる可能性はある。

 ソウルから、北朝鮮第2の都市・開城までは、鉄道が開通すれば、片道1時間半ほどの距離だ。手続きやらでもう少し時間はかかるだろうが、これなら朝ソウルを出発し、列車で休戦ラインを超えて開城で昼食。市内を観光して、夕方までにソウルに戻ることができる。韓国の旅行会社が主催し、1万円程度の料金かつ日帰りで北朝鮮の町を見ることができるとなれば、板門店ツアーと並ぶ興味深いコンテンツとなるだろう。

 僕も、できるだけ早い時期に、京義線を利用して北朝鮮を訪れてみたいと思っている。

追伸 YTNのサイトにある動画で、作業用車両が完成した京義線を走行している映像が出てくるんだけど、その車両の中央に、チャミスル(焼酎)の瓶が何本も……。 なにやってんの?

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