購入から10年「薄いメモ帳」

もう10年使っている、AbrAsusの「薄いメモ帳」。

A4の紙を八つ折りに畳んで、全8面(実際には7面)のメモとして使う。決められた通りに折りたたんで使うと、広げた時に各面の向きが揃い、整理が容易。またスキャナに取り込んでPDFとして管理することもできるといったアイデア文具だ。

2013年に5800円で買ったのだが、今は8500円もするらしい。

高すぎる気もするけど、重宝してきた。

用紙がA4の紙なのでいくらでも補充できる上、管理も楽だからだ。紙のメモ帳は、紛失問題があった。「薄いメモ帳」であればiPhoneでのスキャンも容易で、持ち運びやとっさのメモ書きも手軽だ。iPadとApple Pencilを使うようになって、しばらく引き出しにしまいっぱなしだったのだが、屋外での取材時にはやはり重宝するので、最近復活させた。

薄いメモ帳には専用ボールペンもついていたが、細すぎて持ちづらい上に、いちいちメモ帳に挿しておくのが面倒になり、どこかへ行ってしまった。今は、基本的にぺんてるのゲルインキボールペン「エナージェル」を使っている。書き心地がよく、速乾性に優れていてメモを取りやすいからだ。細かいメモを撮るということで、以前は0.3〜0. 4ミリの極細を使っていたのだが、最近は0.5〜0.7くらいの方が書きやすいと感じるようになってきた。

薄いメモ帳とエナージェルの組み合わせはなかなか強力だ。ポケットに入れておいて、パッと取り出しですぐにメモを取れる。ページ数が少ないので、書く場所に迷うこともない。

合成皮製でもいいから、3000〜4000円台で買えるといいんだけど。