昨日、27日は新大久保サムスンネで「北朝鮮の車窓ビデオを見る会」が催された。
金日成時代の、1992年に撮影された8ミリビデオの映像だ。
当時の北朝鮮は今ほど困窮しておらず、開放に向かうのかと期待が持たれた時期。
拉致問題もあまり信じられておらず、日本のマスコミは北朝鮮贔屓から韓国贔屓に変わる過渡期だった。
地方の駅前に、突然鮮やかな伝統服を着た女性が現れるなど、やらせも多いのだが、今に比べると遥かに自由に取材できた時代だったことがわかる。
印象的だったのは、平壌で通りかかった中学生くらいの女の子と弟らしき男の子。
カメラを向ける取材陣に屈託なく手を振り、「アジョシアジョシー(おじさんおじさん)」とはしゃぐ少年は、本当にどこにでもいる子供の姿だった。
あの子達は、今どうしているのだろう。
きっと、女の子は30代、男の子は20代のはずだが…。
サムスンネ名物の、鴨肉料理もうまかった。
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