京浜急行か○○つき

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 週末"プチ"乗り鉄シリーズ再開。あまりお金を使いたくないけど、どこかに行きたいな……と思った時は、最近はとりあえず京浜急行に乗ることが多い。

 京浜急行の魅力のひとつは、"なんとかつき"がしやすいことだ。

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 開放感のある運転台で、2100形は展望席も用意されている。この車窓を、乗車券だけで楽しめるのはお得だ。ヲタっぽくない人でも、よく前方の風景を凝視している。

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 そして、ここから眺める風景のハイライトが、品川-横浜間の120km/h運転である。

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 京急本線はもともと路面電車をルーツにもつ路線で、民家の軒先をかすめ、カーブやアップダウンもかなりある。にもかかわらず、品川-横浜間では、JRに対抗して最高時速120kmで運転するのだ。こまめに加減速を繰り返し、電車と線路の性能を限界まで引き出す光景は、かなりのスリルだ。

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 そのハイライトが、京急鶴見-横浜間のJRとの併走区間だ。この日は、うまい具合にライバルの特急「踊り子」が出現した。品川駅を3分遅く発車したにもかかわらず、こちらが京急蒲田、京急川崎に停車している間に抜き去っていった不届き者である。

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 15両編成の「踊り子」を、併走区間が終わる前に華麗にオーバーテイクしていく。それにしても、この一連の写真を撮っている姿は、知り合いには見られたくないものだ。

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 横浜を出るとすぐ通過するのが、旧平沼駅跡のホーム。戦争中の空襲で破壊された姿を、保存しているのだそうだ。以前は焼けて鉄骨だけになったドームが残っていたが、安全上の理由から撤去された。補強してでも残しておいてほしかった。

 そして、この後電車は上大岡、金沢文庫を経由して三浦半島に入っていく。

 安価な運賃、 ドレミファインバーター、120km/h運転、下町感あふれる沿線、「雑色」「梅屋敷」など降りてみたくなる駅名、のどかな景色が広がる三浦半島と、京浜急行には実に魅力が多い。この日はすぐに引き上げたが、近々友人とまたゆっくり訪れる予定だ。

コメント

  1. たま より:

    京急deGO!
    ですね。
    かぶりつきは、老若男女を問わず、楽しいものです。

  2. かんりにん より:

    たまさんこんにちは。
    PS2のTHE京浜急行が欲しかったりします。
    それ以前に、PS2を持っていないんですが(笑)。

  3. たごしぽ より:

    京急沿線在住者です。
    雨の日のダイヤ混乱も、通勤で乗る者にとっては
    サスペンス満点でたまらないものがありますよ。

  4. かんりにん より:

    ひとたびダイヤが乱れると、全然復旧できないそうですね。
    僕が利用している中央線は、今日はどこで人■事故が起きるか、スリル満点です。