アニメ『鉄子の旅』

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「これが外川駅ですよ! 古いでしょ!?イイでしょ!?」 ハイテンションで力説する横見浩彦氏。6月9日銚子鉄道『鉄子の旅』ツアーにて

 アニメ『鉄子の旅』の第1旅・第2旅を、やっと見た。

鉄子の旅
 昨年2006年まで、小学館の漫画雑誌「月刊IKKI」に連載されていた、ノンフィクションルポ漫画。鉄道に全く興味のない漫画家・菊池直恵が、筋金入りの鉄道オタクであるトラベルライター・横見浩彦氏の案内で、全国の鉄道を連れ回される。第1旅は「久留里線全駅乗下車」、第2旅は、東京近郊区間「130円・一都六県大回り」。

ファミリー劇場(CATV,スカパー)で、毎週日曜10:00から放送中(リピート放送あり)

 原作をほぼ忠実に映像化していたが、面白いことに、受ける印象は原作とはかなり違う。

 原作では、筋金入りの鉄ヲタ・横見氏のハイテンションぶりと、一般人を代表?するキクチの容赦ない突っ込みが物語の要となっていた。アニメでも、キャラクターたちのやりとりは、ほぼ原作通り描かれる。しかし、漫画ほどの強烈なインパクトは感じなかった。

 おそらく、キャラクターがハイテンションでまくし立てたり、容赦なく突っ込みを入れたりといった表現が、アニメではごく普通の手法だからだろう。

 では、アニメ『鉄子の旅』は、地味でつまらないアニメなのかというと、そうではない。

 何より目を引くのが、美しく緻密に描かれた風景だ。グリーンとブルーを基調とした、爽やかな色遣いで眺める、日本の風景。駅などの鉄道施設だけでなく、そこから見える景色も、細かく描写され、実に印象的だ。この映像を実現するために、制作スタッフはいちいち現地を訪れ、入念な再取材を行ったそうだ。カメラが、ふと動いたときに一瞬映る風景も、現実に即して描いてあるという。

 正直に言って、原作の『鉄子の旅』にはひとつ不満があった。ディープな鉄ヲタ・横見氏のキャラクターを絡めた描写ばかりが目立ち、作品としては面白いものの、汽車旅の魅力が今ひとつ伝わらないと感じていたのだ。

 アニメ版『鉄子の旅』は、キャラクターが織りなす面白みだけでなく、美しい鉄道風景の映像化に成功している。久留里線や八高線の清々しい映像を見ていたら、僕もどこかに出かけたくなった。

 CS放送だけではもったいない。深夜枠でいいから、地上波で放送してほしい作品だ。

 ただし、初回の久留里線キハ38系の作画は、もう少し頑張って欲しかった。台車と車体のサイズが合ってない。第2旅の京葉線205系などは、完ぺきだった。

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コメント

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