慶尚南道観光説明会

a4001 センチュリーハイアット地下で行われた、慶尚南道の観光説明会。

慶尚南道としては初めての説明会で、参加人数もさほど多くなく、アットホームな雰囲気だった。

 こうした説明会は、主に旅行会社の韓国担当者が呼ばれる。同じような人が来ることもあって、親睦会的な雰囲気になることも多い。

 だいたい流れは決まっていて、韓国側訪問団長の挨拶、観光紹介のビデオ上映、質疑応答、伝統芸能の公演・説明などが行われた後、ビュフェ方式の食事となる。韓国観光公社主催の大がかりな説明会なら、プレスも多数呼ばれ、タレントなんかも来るが、今回はそういった展開はなかった。慶尚南道といっても、韓国のどこにあるのかわからない人が多く、今回はまずは概要紹介といった感じだ。説明員の日本語のレベルももうひとつで、「それではこれから皆さんに慶尚南道を紹介してあげます」といった調子。

 渡韓前に、仕上げなくてはいけない原稿があるのだが、ちょっとヒントになった。慶尚南道の人たちが、何を一番アピールしたいのか見えてきたからだ。ただ、先方が日本に売り込みたい部分と、僕が日本人向けに推薦したいと思う部分は、若干異なる。向こうは世界文化遺産やラムサール条約総会開催地、造船・機械工業団地といったところをプッシュするのだが、僕は、海岸沿いの風景のほうが美しいと思う。

 明日1日で、だいたいまとめなくてはならない。携帯で遊んでいる場合ではなくなってきた。