京ぽん2 WX310Kに触れてみた

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さて、携帯ファン向けの感想はそこら中にあるので、ぼくなりの感想を書いてみたい。まずは、京セラWX310K。

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このブログにアクセスしてみる

 現在の主力機種、AH-K3001Vの後継が、この"京ぽん2"ことWX310Kだ。PC用のホームページを見ることができ、メールやデジカメ、音楽など、一通りのことができる。

 ためしに、このブログを表示してみた。パソコン用のサイトも、携帯の画面で見やすいように自動的に整形して表示してくれる。これまでの4倍の速度で通信できるので、表示もまずまず快適だ。従来の動作が遅いという弱点も改善されており、ボタンを押した瞬間に反応してくれる。表示される変換候補が少なめではあるが、文字変換も実用的だ。ただ、名詞を入力すると、自動的に「です」という候補が表示され、勝手に文章を終わらせようとするのはうっとうしい。

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賢いがうっとうしい予測変換

 カメラは、130万画素CMOSカメラにしては高画質で、液晶の追従性もよい。いちいちメニューをあれこれ辿らなくても、本体側面のスイッチひとつで接写モードに変更できるのもありがたい。携帯のカメラは、メモに使うことが多いからだ。

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 物足りなかったのは、メールの送信機能。ほんの20文字程度のメールでも、送信ボタンを押してから送信が完了するまでに約11秒かかった。その間は、他の操作はいっさいできないので、友だちと、チャットのようにやりとりするにはちょっと不満が残った。

 全体にきびきびとよく動き、PCで作った標準的なコンテンツを一通り見られるというのはやっぱり便利だ。ブログのためのツールとしても最適と言えるだろう。でも、以前のようなワクワク感は正直少ない。PHSの低料金、制限を加えないオープンな技術でたっぷりネットを楽しめるとはいえ、基本的にはvodafone903SHで経験済みの機能ばかりだからだ。

 最近、わかってきた。ぼくは、「持ち運べる電話機」はシンプルで軽いほうが好きなのだ。それとは別に、いつでもどこでも、韓国でも長文(&画像)を読み書きしたり、送受信できる端末がほしいらしい。まったくもって、オタクである。