2005年は、猫どもと共に。

2019
 明けましておめでとうございます。
 2004年は背中のきしみとともに始まったが、2005年はとりあえず何ごともなし。
 何ごともなさ過ぎて、張り合いがない。
 とりあえず、今年はしっかり収入を得なくてはならず、重要な年になるはずだ。
 ま、まったりのんびり、がんばります。
 さて、午後から、初詣と称して浅草へ。初詣は本来神社に行くもので、浅草寺のような寺に行くのは間違っているが、近所の寺では破魔矢を売っているくらいだから、まあいい。いかにも日本的な話だ。
 覚悟していたものの、浅草寺はすごい人出で、仲店通りはラッシュ状態。
 なんだかうんざりしてきたので、初詣はあきらめて、さっさと転進を決めた。
 行き先は、日暮里・谷中。
 昨日、大晦日のバーゲンで50mmマクロを買ったので、これで猫を撮ってやろうというわけ。
 谷中の猫は有名だ。有名になりすぎて、わざわざここまで来て猫を捨てる人が後を絶たない。
 人間の身勝手には腹が立つが、ここの猫どもは腹が出てる。すっかり人に馴れきって、素晴らしく太っているのである。
2016
谷中には、猫の世話をするおじさん、おばさんが何人かいる。このおじさんは、イタリアに2年住んだことがあるそうだ。観光客のスイス人に向かって、「あーゆーいたりー? あい りぶどぅ いたりー とぅーいやーず!」と堂々と喋っていた。谷中には元気な人が多いようだ。
2015
ていうか、なんか付いてるぞオマエ。
2012
「よし、なでさせてやろう」
猫好きの兄さんは夢中になりすぎ、この後自分が自転車で来たことを忘れて帰っていった。
2014
「今日のキャットフードは、ちょっとイマイチだったな」
「正月だから、魚河岸が閉まってるんだろ」
2018
あの、帰りたいんですけど。
太りすぎの三毛猫は、1時間帰してくれなかった。

コメント

  1. nz00 より:

    はじめまして。谷中・千駄木写真中心のブログをやっております千駄木在住nz00というものです。ココログ検索でこちらに辿りつきました。
    実は一番下の写真の、ひざに猫をのせているクリハラさんを私は目撃しております。「見たこと無い人だなあ」と一緒に歩いていた相方と「ミケは人懐っこいしね」なって言いながら目の前を通りすぎております。
    で1点気になったのですが、記事の中にある「人間の身勝手」というのは餌やりも含めるべきではないかと。谷中の猫たちの太り過ぎだからというのもありますが、「世話をしてくれる人がいるから捨てていっても大丈夫」という身勝手を助長しかねないですから。

  2. かんりにん より:

    こんにちは。目撃されてしまいましたか……w。
    ていうか、けっこう注目を集めていたのを覚えています。
    「谷中の夕焼けだんだんで、30代くらいの国籍不明の男が、メスネコにしきりに声をかけていた」
    これが、なにかのはずみで
    「谷中の夕焼けだんだんで、30代くらいの国籍不明の男が、女児にしきりに声をかけていた」
    に変わっただけで逮捕ですなあ。
    よかったら、また遊びにきてください。

  3. nz00 より:

    ぱぱすが閉まってましたから余計に目立ってましたね(って開いていたらできないでしょうが)。
    「女児」より圧倒的に「老女」が多い谷中では、夜の屋台村や初音小路で「お兄さん飲んでかない?」と酔っ払った状態で声をかけられることが多いですがね。
    私ももう少しで三十路ですが「お兄さん」になれますので、犯罪に走るようなこともなく平穏です。
    またちょくちょく覗かせていただきます。私もブログで猫写真をアップしてますんで是非是非。