仕事でDVD房。

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 取材の一環で、一人でDVD房へ。
 以前はビデオ房と呼ばれていた施設で、要は個室でビデオ/DVDを見られるサービスだ。
 日本の場合、この手の施設は極めていかがわしい商売であることがほとんどだが、韓国ではカラオケ、PC房(ネットカフェ)と並んで人気の高い、とりあえず健全な施設である。アダルト系のソフトはなく、内外の新作・名作映画が各種取りそろえられている。映画館で見逃した映画を、テレビよりはるかに大きな画面と5.1chサラウンドで鑑賞できるのが魅力だ。DVDの操作は自分ではできず、店の方で一括して管理する。カラオケボックスとほぼ同様の個室なので、カップルにも人気なのはいいが、二人用の個室を見る限り、多少のいかがわしさがあるようだ。
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 撮影の見返りとして、1本お金を払って映画を鑑賞。カップルシートをぜいたくにも一人で占領し、ゴージャスな気分で鑑賞した映画は「殺人の追憶」。未解決の連続強姦殺人事件を題材にした映画で、ずっと見たい見たいと思っていた名作だ。広々としたベッドのようなシートに横になり、この上もなく優雅な気分のセレブな昼下がりであった。
 ちなみに、安岩洞の相場で一人6000W、二人1万W。以後1人増えるごとに2000Wとの由。市内ならもう少し高いだろう。

コメント

  1. すがじ より:

    遂にDVD房まで出来ましたか、韓国は。
    羨ましい・・・うちのモニターは小さいからDVDやビデオで観ても迫力に欠けますが、このDVD房のようなモニターだったら、良いわねぇ~。
    そうそう、「殺人の追憶」良かったでしょ。私は劇場で観ましたが、良かったですよ。私の中では、今年観た韓国映画の中で一番かも知れません、いや、一番ですね。
    ソン・ガンホさんは言うまでもなく、私にはキム・サンギョンさんが良かったですよ。あとは容疑者で出ていたパク・ヘイルさんもなんとも不思議な存在感がありました。