江華島・席毛島

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▲夕暮れのウェポリ港
 江華島(カンファド)に行ってきた。新村ロータリー南のバス停から、座席バスで1時間半。ソウルの北西、黄海に浮かぶ島で、本土とは2つの橋で結ばれている。ソウルから近いが、田園、山、干潟と田舎の風景が広がるのどかな島だ。
 江華島に着いたのは15時近く。日が長い夏の韓国とはいえ、あちこちへはもう行けない。そこで、できる限り島の奥まで行ってみることにした。
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▲ひなびたウェポリバス停
 15:10発のウェポリ行きで西を目指す。だんだん道が細くなり、いくつか丘を越えて農道のような趣になった頃、西の港、ウェポリに着いた。すぐ船が出るというので、後先考えずに飛び乗る。席毛島(ソンモド)へのフェリーで、往復1200W。渡し船といったほうが似合いそうな小さな船で、ヒッチコックな数のカモメたちと戯れるうちに、5分で席毛島到着。
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▲偉そうにセウカン(えびせん)を寄越せと攻撃してくる
 席毛島港は小さな船着場。観光地らしく、こぎれいな売店や刺身屋が並んでいる。小さな魚市場もあるようだ。食堂には目もくれず、16:10発のバスでさらに島の奥へ。一応舗装された、という程度の狭い道をガタガタ走り、中村メイコの「田舎のバス」を(心の中で)口ずさむうち、終点、普門寺に着いた。
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▲普門寺。上に磨崖石仏見えてるし。気づけよ…
 普門寺は、バス停からとんでもない急坂を登った山の中腹にあった。南の菩提庵と洛山寺の紅蓮庵とともに、韓国の三大観音道場の中のひとつだそうだ。境内に入ると、洞窟の中を掘った石窟法堂が目を引く。幅11.3m、長さ8m、高さ4mの巨大な洞窟には、漁師が海中で発見したという23の羅漢像が祀られている。
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▲石窟法堂
 この寺院最大の見どころは、ここからさらに425段の石段を上がったところにあると言う、磨崖石仏だ。石仏からは、遙かな黄海を望むことができ、夕日の美しさでも有名だ。旅先での発見を大事にする僕は、何の予備知識も持たず、ただバスを乗り継いだ末にこの素晴らしい寺院にやってきた。旅の神様に感謝したい。唯一残念なのは、予備知識がなさすぎて、この磨崖石仏を見ないまま帰ってしまったことである。さしずめ、東大寺を訪れて大仏を見るのを忘れたようなものか。さすが、詰めの甘さにかけては右に出る者はいない。
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▲仕事を終え家に帰る、露店のばあさんたち

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コメント

  1. HIROYON より:

    また、お邪魔しています。
    映画「イルマーレ(原題:時越愛)」のロケ地を検索していたら、また、たどり着いてしまいました(こればっかですみません)
    席毛島は、そのロケ地なんですよ。

  2. どうも。
    イルマーレのロケ地は、僕も行きたかったんですけど、時間切れでした。普門寺行きではなく、もうひとつのバスに乗って行くんだそうです。
    韓国映画・ドラマのロケ地については、やっぱりばつ丸さんのところが詳しいと思いますよー。
    http://home10.highway.ne.jp/badtz/

  3. HIROYON より:

     お返事ありがとうございますm(..)m
     ばつ丸さんのところは、いつも拝見してます(^^)
     私は、9月16日からソウルに旅行しますので、出
    来れば訪れたいと情報収集をしておりました。
     島の雰囲気がつかめてよかったですよ。