『東京人』3月号 貨物列車と昭和の東京

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 神保町の書泉グランデに寄ったら、来週発売のはずの『東京人』3月号が並んでいた。

 特集は、「貨物列車と昭和の東京」。

 どうしちゃったんだ『東京人』、というくらい、マニアック、いや、深いテーマだ。

 そういえば、昔は新宿駅をはじめ都内でも貨物列車をたくさん見かけたが、今ではすっかり減ってしまった。東京から、貨車の風景が消えたのは、いつだったのか。

 そんなテーマは、たしかに『東京人』らしい、気がする。

 そんな思いでページをめくると、予想もしない見出しが並んでいた。「コンテナ輸送とは」「車扱輸送とは」「貨物鑑賞スポット10選」「貨物でGO!」「貨車は、ここに注目!」……。

 いったい、どこの鉄道雑誌ですか。イカロス出版かと思ったよ。

 個人的には、「中央線付近の引き込み線」、「戦前の新宿貨物駅とその界隈」といった、僕の生活に身近な歴史記事もあって、楽しめた。東京に生まれ育った僕にとって、この雑誌はツボにはまると魔もののような魅力を持っている。

 ちなみに、執筆陣には小倉沙耶さん、岩野裕一氏、内田宗治氏、南正時氏といった、昔からお世話になっている知人がずらり。僕も参加したかったのだけど、残念だ。次の機会には、ぜひ。

コメント

  1. TKC より:

    見つけたら立ち読みして、面白そうなら買おうと思いつつ、まだ見つけられていません…。
    貨物にはあんまり縁がなかったけど、この本の特集記事に対する視点が好きなので、買ってしまいそうな気がします。

  2. 久留米の次 より:

    今日(もう昨日ですね)神保町へ行って買ってきました。
    まさに、小さい頃見ていた貨物列車(南武線のED16石灰石列車)が写真で乗っていて、とても嬉しくなりました。
    東京人、時々面白い特集するので大好きな雑誌です。
    ぜひ景さんの記事も読んでみたいですね。

  3. かんりにん より:

    TKCどの
    損はしないと思いますよ。立ち読みして、と言わず、ぜひ。
    久留米の次さん
    貨物は専門外なので、頑張って勉強しないとですね。
    機会があったら、立ち読み(笑)してください。

  4. TKC より:

    結局、買いました(笑)。
    未読の雑誌、本が山のようになっているので、読めるのは先になりそうですが…。

  5. 東京人「貨物列車と昭和の東京」

    何か狙い過ぎじゃなぃかぁ?この特集タイトル…と思わないでもなかったけど、結局…