スタパに田中美里

 たまたまNHKを見ていたら、いきなり「あぐり」が映った。

 今、僕がDVDではまっている朝ドラの名作だ。10年も前のドラマなのにどうして?と思ったら、「スタジオパークからこんにちは」で、田中美里がゲストなのだった。

 今度、木曜時代劇「次郎長 背負い富士」で、中村雅俊の女房役を演じるらしい。10年たっても清純派のイメージはそのままで、すっかりNHKの看板女優という感じだ。

 それにしても、NHKが田中美里を紹介するのに、「冬ソナ」ではなく「あぐり」を使うとは。

 ちょっと前だったら、韓流ドラマの話が山ほどでていたはず。それが、今日は経歴の中で一言触れたほかは、視聴者からの要望で台詞を一言話しただけだった。

 BSで放送中の韓国ドラマも、韓流とはおおよそかけ離れた「クッキ」だし、そろそろ、 NHKも韓流ブームの終わりを意識しているのかもしれない。

 さて、スタパ。田中美里の恋愛論。

田中「(男性との)出会いっていうのは、一番大事なのは"におい"だと思うんです」

有働「汗くさいとか、香水とか……」

田中「いえ、そういうにおいではなくて、この人とは合うな、とか」

 うどさん、相変わらずズレてます。そこが面白いんだけど。

 正直言って、あまりにもイメージの違うチェジウの声の印象が強く、なんとも思っていなかった田中美里だが、先週から好感度急上昇中である(笑)。「次郎長 背負い富士」、見てみるかな。