【PR】ソウル・望遠市場のコロッケ

韓国市場めぐりツアーの続き。一応、PR記事ですが自由に書かせてもらっています。

自販機カフェを出た後は、少し引き返して望遠市場(マンウォンシジャン)へ。新村・弘大の西にある望遠洞は、今注目のエリア(コネスト談)。お洒落なカフェが並ぶ望理団(マンニダン)ストリートと、ソウル市民の生活感を覗ける望遠市場が隣り合い、ソウルの2つの生活シーンを一度に見て回れるエリアだ。お洒落な望理団ストリートがどこにあるのかは、いまだ謎である。

↓だいたいの場所はこちら。地下鉄6号線望遠駅下車徒歩5分といったところ。

望遠市場は、古くからこの地域の台所となっていた在来市場だ。近年、カルグクス(うどん)の店や手作りコロッケの店で有名となり、隣接する望理洞通りにお洒落なカフェが増えたこともあって観光客が大勢訪れるようになった。

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観光地化しているせいもあって、在来市場にしては、どの店も垢抜けている。惣菜店で売られているおかず類は、きれいにパッケージされており、衛生面も比較的安心できる。

アジアの市場らしい、庶民的な雰囲気ももちろん残る。豆腐屋のおっちゃんは「サランヘー(愛してる)」と言っては踊り?だし、なんだかやたらとノリがよい。

揚げ物屋台のおばちゃんは、愛想はそこそこながら気前がいい。味見をしようと3つだけ頼んだら、「皆さんで味見してよ」と、揚げたてを10個くらいくれた。食べきれない。

アメリカの感謝祭にでも出すのかと思うような豪快なフライドチキン?も。昔ながらの在来市場の雰囲気を保ちながら、他の市場で感じる「大丈夫なのか」感がほとんどないのがありがたい。とはいえ海外の市場である以上、ある程度の対策と割り切りは必要だが。

さて、この市場の名物といえば、「手作りコロッケ」。アーケードの北側に、2軒の「コロッケ店」が向かい合ってお客を呼び込んでいる。どちらが本家なのかはわかりにくいが、どうやらオレンジの店のほうが古いらしい。じゃがいも入り、あん入りなど様々な種類があり、500ウォンからと格安だ。

冷めていると美味しくないので、種類よりも揚げたてか否かが重要だ。じゃがいもコロッケを買ってみると、もっちりとした生地にじゃがいもやニラが入っており、日本のコロッケとはだいぶ異なる。おかず入り揚げパンといった趣だった。サクサクの揚げたてコロッケを想像しているとびっくりするが、できたてはなかなか美味しい。韓国のパンも随分美味しくなった。

「お洒落なカフェ」がどこにあるのか、なかなかわからなかったが、どうやら市場の一本西側の通りがカフェ通りらしい。今度、個人的に再訪してみよう。

機内食→コーヒー&ケーキ→揚げ物→コロッケ と立て続けに食し、そろそろ限界である。