韓国民俗村にて。

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久しぶりにやってきた、京畿道龍仁市の「韓国民俗村」。

いちばんのポイントは、やはり本物のトンドン酒を飲める、奥のジャント(市場)だ。

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昼食は済ませていたので、軽くカムジャジョン(ジャガイモのおやき)をつまみとする。

カムジャジョンができあがり、友人らと屋外のテーブルでいただこうとすると、視線を感じた。

振り返ると……

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来ました。

隣りの家族連れの子供が、「わあ、ニャンニャンだ! にゃーお、にゃーお、こっちへおいで。かわいいねー」とはしゃいでいる。少し前なら、「なにこの泥棒ネコ、キモチワルイ」と言われていたところだが、時代は変わった。

普段、こういう輩にほどこしはしない主義だが、韓国の民俗村で会ったのも、何かの縁だ。この、カムジャジョンを少しやろう。

……いらないですか。そうですか。

奴は、僕らの背後にまわり、テーブルの下に偉そうに腰掛けて、こちらの様子をうかがい始めた。

「見込みのある人間だ。そのうち、海鮮チヂミのようなものを持ってくるかもしれぬ」

そんな態度↓hm04

結局、僕らがカムジャジョンしかくれないと悟ると、隣りの外国人客のほうに転進した。

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近い、近いよ。

韓国のネコどもも、偉くなったものである。

コメント

  1. ききみみ より:

    やっぱり野菜より海産物なんですかね~。。。

  2. かんりにん より:

    カムジャチヂミをやった時の、「けっ、食えるか」って顔が忘れられません。