近江楽堂で室内楽演奏会

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 東京オペラシティの近江楽堂で、リコーダー奏者の松浦孝成氏、秋山滋氏らによる室内楽演奏会に行ってきた。リコーダーとチェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバによる、トリオソナタを中心としたバロック音楽の演奏会だ。

 松浦さんは、僕が一緒に仕事をしている方のだんなさんだ。国内だけでなく、韓国、ドイツなど海外でも精力的に活動されている。演奏会には何度かお邪魔しており、ソウルの「芸術の殿堂」で行われた演奏会を鑑賞したこともある。

 一応、僕の母方の家系は音楽一家なのだが、その才能は僕にはほとんど遺伝しなかった。ほとんど知識はないが、演奏会は嫌いじゃない。 ただ、演奏者を見つめていると、たまに昔ピアノを習っていた頃の発表会を思い出して落ち着かなくなる。

 素人なので、詳しいことはわからない。教会をイメージしたというドーム状の天井を眺めて、ぼんやりゆらゆらとバロックサウンドを聞いて過ごした。どこかの木陰で、川の流れを聞きながら昼寝をしているような気分だった。

 昨日はちょっと不眠で悩んでいた。今日が演奏会でよかった。

コメント

  1. さえ より:

    本当、私にとってもベストタイミングな演奏会でした。
    私の場合は心が晴れたというか・・・。
    とてもすっきりして、松浦さんのように、
    私も今の道をゆっくり進んでいけたら、なんて
    思ってました。

  2. かんりにん より:

    クリオネさんこんにちは。先日はお疲れさまでした。
    いい演奏会でしたね。
    また行きませう。