1月30日に、永豊文庫で購入した時刻表。2006年1月号だ。
ここで、「えええ?」と思った方は、韓国の鉄道通。
1月中に、1月号の時刻表を買えるなんて、奇跡に近いことだ。
韓国の時刻表は、いつも1カ月遅れ。通常、1月に売っている時刻表は、前年の12月号なのだ。
韓国では、ダイヤ改正の際、新しいダイヤは実施の1週間くらい前にならないと発表されない。指定券も、通常は2カ月前から発売されるが、ダイヤ改正や新規開業の場合は、当日の1週間くらい前になってようやく発売になる。
そういうわけで、日本のように毎月下旬に翌月の時刻表が発売されることなど、あり得ない。かつては、新ダイヤの発表が遅れて1号休刊ということさえあったらしい。
おそらく、1月号はソルラル(旧正月)に伴う年末進行?で発売が早まったのだろう。
時刻表には、国鉄のほか、ソウルの地下鉄、国内航空、国内航路、高速・市外バス、高速道路料金などが掲載されている。国鉄のページは日本の時刻表とそっくりで、駅名には漢字表記もあるのでわかりやすい。あまり信用はできないが、観光地や文化遺産の入場料一覧という便利なページもある。3000Wで、大型書店か国鉄駅の売店などで買える。
もうひとつ、1年に一度は買うのが、これだ。
ヨンジン文化社の、「1/5000ソウル 光明 地番図」。
ソウル特別市と、京畿道光明市の全域をカバーした1/5000の都市地図で、これが極めて詳しい。不思議なことに韓国の街には住所表記がほとんどないので、ガイドブックを始めとする情報誌作りには、こうした都市地図が欠かせない。
実は、1/5000スケールのソウル都市地図は、各社からさまざまな製品が出ているのだが、正確さとアップデートの迅速さでは、ヨンジン文化社版が他社を圧倒している。
「ピンク色の表紙の地図」として有名になったため、最近では同じピンク色の類似製品が出回っているほどだ。
2006年1月10日発行の最新号には、年末に開業した地下鉄1号線東廟アプ駅、2号線龍頭駅などの新駅とその出口、2007年開業予定の9号線などの情報がばっちり入っている。
1冊3万Wと高価で恐ろしく重いが、もうこれで4冊目だ。がんばって持って帰ってきた。
コメント
さきほど韓国物産のメールした者です♪。さっそく遊びに来ちゃいました。
ソルラル、時差帰郷のおかけで私もすんなり帰って来れてホッ、でした。
ほぉぉ、↑こんなのあるんですねえ。次回、見てみます。
それより↖こっちも面白そう。とくに『教えてチャングム』にキョーミありです。
早速本屋で見てみますね♪。
どもー。遊びに来てくれてありがとうございます。
チャングムの本は、相当ディープ?ですよ。
かなり気合いを入れてチャングムを見ている人でないと、「??」かもしれません。
お時間のある時に、どうぞ。
鍾路の永豊文庫に行く
昨晩、鍾路の永豊文庫に明洞の事務所から歩いていってきました。がぜん勉強を始めた子供の数学問題集「解法数学中8カナ:天才出版」を買うのと「検索エンジン登録と上位ランキング戦略:図書出版ビビコム」「検索エンジンのための広告戦略:コミュニケーションブックス」……