ニートな年越し

 大晦日。夕方から事務所で資料整理と今さらながらの年賀状作り。もともと筆無精ということもあって、韓国留学以来年賀状を書く習慣からご無沙汰していた。

 会社をやめて5年。三鷹の家を引き払い、翌年には中野の実家も諸般の事情で引っ越した。そのため、年賀状などでしか繋がりがなかった人とは、ほとんど音信が途絶えてしまった。去年もそれなりに出したが、かなりの数が宛先不明で戻ってきてしまったのだ。

 転職する人が増えたこともあり、3年前に会った人が、今もその会社にいるかは、年賀状を出してみないと分からない。僕の元いた会社にも、未だに1~2通年賀状が届く。どこで名刺交換をしたのか思い出せない人が多く、申し訳なし。

 作業をしながら、テレビをつける。みのもんたの司会で紅白が始まった。なんだか、今どきのバラエティ番組みたいで、紅白っぽくない。和田アキ子を白組に、なんて、こんなことをやっていては紅白も終わりなのではないだろうか。やっぱり、紅白の司会は宮田輝にやってほしいな。ちょっと厳かなムード漂う紅白が、なんだか懐かしい。

 作業が終了するころから、ジャンプ友だちとYahooメッセンジャーで盛り上がってしまい、帰宅したのは22時半。部屋の片付けに手を付けておらず、きれいな身体での年越しは絶望的だ。とりあえず領収書やらを整理して、最低限の整理ですませる。

 元旦。そのとき、僕は再びYahooメッセンジャーに興じていた。メッセ友だち、つまりジャンプファンの友だちは、 10人くらいいるが皆6年以上の付き合いになる。実際に顔を合わせるのは年に1~2回あるかないかなのだが、ジャンプファンであるという以上にウマが合うらしく、この手の友だちとしては奇跡的なくらい息が長い。圧倒的に女の子が多いのだが、ほとんどそれを意識することもなく、気兼ねなく話せるのがいいみたい。

 新年早々、みんなにいじくられまくった挙げ句、3時に終了。

 この24時間、言葉を喋ったのは親父との会話と食堂の注文くらいだった。

 なんだかニートな年越しだ。

コメント

  1. あらっち より:

    もてもてですね。相変わらず。
    今年も素敵なお年をお過ごしください。
    一ファンより