ソウルに到着。考試院へ

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▲このビルの2・3階が僕の住む考試院
ソウルにやってきた。12月20日に帰国して以来、2月、3月と仕事や遊びで訪れたので久しぶりではないはずだが、やはりどこか懐かしい。
とにかく荷物が多いので、まずは自宅、安岩洞の考試院へ。
1階に信用金庫が入った4階建てのビルの2・3階が、僕の住む考試院だ。2階の玄関を入ったところに小さな事務室がある。僕が着いたときは、前の院長と、新しい院長が打ち合わせをしているところだった。アニョハセヨ~ ワッソヨ~(こんにちは~ 来ました~)と声をかけると、ふたりはこちらを見てわあっと笑った。
「カゲリィ!」
飛び出してきたのは、前の院長だ。3月に訪れたとき、新しい院長から、経営者が変わったと聞き、もう会えないかと思っていた。韓国式に握手をし、いつまでいるのか、ここに住むのかと質問攻めにあう。
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▲新しく選んだ部屋。とても明るい
自分の部屋はどうなっているか尋ねると、リフォーム中なのだと言う。新しい院長の意向で、フロアの半分をジーンズ製造会社に事務所兼倉庫として貸すのだそうだ。その代わり、3階は今ほとんど住んでいる人がいないので、好きな部屋に入って良いいと言ってくれ、通りに面した窓の大きな部屋を選んだ。4畳半ほどの広さがあり、日当たり・風通しとも良好。以前の部屋はいちばん奥で、台所とボイラーに挟まれ、非常時に不安を残す位置だったが、今度の部屋はその対角に位置し、窓も大きく、すぐ隣に避難用設備がある。これなら、3カ月といわず1年住んでも問題ない。ちなみに家賃は、インターネット・NHK付きCATV、お米(笑)がついて、月2万5000円。
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▲3月に訪れたときの僕の部屋。12月の帰国時と全く
同じ状態。中央のドアがボイラー室
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▲工事中。手前が元台所。奥が元僕の部屋。ボイラー
室の扉と窓が見える
そんなわけで、3カ月間のソウルの生活が始まった。

コメント

  1. もんもんい より:

    はじめまして、もんもんいと申します。
    実は私も、5年前ですが西江大学に語学留学していたので、「考試院」と聞くと、つい反応してしまいます(笑)。
    場所柄、留学生OKの下宿も結構あったのですが、小食だし(汗)、ふつーの学生とたくさん触れあいたかったので、考試院に住んでいました。
    50室くらいある大きいところでしたが、結果的には、社長さんにも同居学生のみんなにもとても良くしてもらえて、とてもいい経験になりました。
    私の部屋も、ちょうどクリハラさんの新しいお部屋のようなつくりでしたが、最近では、各部屋CATV、ネット回線がデフォルトなんですか?
    当時はまだ「インターネット考試院」でさえごくまれだったので、隔世の感…。
    これからのソウル生活日記、楽しく拝読させていただきたいと思います。
    どうぞ宜しくお願いいたします。

  2. かんりにん より:

    もんもんいさん、こんにちは。
    最近は、CATVはともかく、ネット回線はほぼデフォルトですね。昔ながらの約2畳窓なし+テレビ・ネットなしだとだいたい1万6000円くらい、約4畳窓付き+CATV・ネット付きだと、2万7000~3万5000円くらいになります。
    ほとんどワンルーム同然の、広くて綺麗、CATV・ネットデフォルトの考試院は、最近ではホテル式考試院、略して考試テルなんて呼ばれていたりします。
    もんもんいさんのブログも、これからちょくちょく遊びにいかせていただきます(^^)。

  3. naga より:

    こんばんは。新生活いかがですか~? お住まいは窓が大きくて日当たりがいいんですね。ネット環境も整っているようなので、ブログ更新まめにできそうですね! 今後も楽しみにしています。

  4. きよみん より:

    新しくなっていいですね。安くても暮らしやすそうで、いい感じだなぁ。また韓国に行くことがあればこんなところでもよさそうですね。

  5. かんりにん より:

    nagaさんこんばんは。そちらこそ、ご実家はいかがですか?
    こちらは、松戸とあまりにも変わらない生活環境に、すでにどこにいるのかわからなくなってます。さっき、「駅前の松屋で豚丼でも食べよっかな」とか本気で思ってました。
    toきよみん 狭い部屋にどれくらい慣れられるか、ですかねぇ。僕は根っからの貧乏性で逆に快適なくらいだけど、仕事に根を詰めていると、仕事用の部屋と寝室は分かれていないとなあと思ったりします。