中国嫁日記第一巻

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 『中国嫁日記』第一巻が届いた。

 ブログで有名になった同名作品の単行本第一弾だ。

 40代オタク作家、井上純一氏から見た、中国人の妻、月(ユエ)さんの観察日記。「ダーリンは外国人」などによく似た、国際結婚&異文化観察系の漫画だ。

 従来の作品と決定的に違うのは、作者井上氏による「ノロケ」が山ほど盛り込まれているということ。

 単行本は、ブログに掲載された4コマ漫画+”中国嫁”月さんのコメントという構成だが、出色は50ページにわたって掲載された、「月さんとの馴れ初め漫画」だ。

 自分の嫁を、ここまで美化できるのか、というほど、ひどいノロケがたっぷり詰まっている。これを読むと、本を引き裂いてビリビリにした末に床に投げつけたい衝動に駆られるに違いない。

 だが、この作品はそれがイヤミになっていないのがすごい。

 たとえるなら、「カルピスをマックスコーヒーで割って飲んだら、意外に後味爽やかだった」という感じ。

 夜は、新宿のLEFKADAで、井上純一氏の「中国嫁日記発刊記念トークショー」に参加した。

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 正直に言って、井上純一氏は、もっと太った、うんちく語り系のオタクを勝手にイメージしていた。だが、実際の井上氏は全然太っておらず、ハイテンションでまくし立てるアクティブ系のオタクさんだった。

 トークは同人誌やフィギュアの話が中心。よくわからない話も多かったが、フィギュアが中国で生産できるようになった話や、月さんのお父さんの話など、漫画ではうかがい知れない興味深い話を聞けた。

 コミケで頒布するという中国嫁フィギュア。

「箱は普通、こう開くものですが、これはここから開けるようになっちゃったんですよ!」

(会場の一同、「あ〜」とため息)

 箱の開け方なんてどうでもよ……くないんだろうな。箱がガンプラのパロディになっているから、プラモデル式の開け方にしたかったっていうことか。

 フィギュアもなかなか面白そう……いかんいかん。

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