青荷温泉

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 やってきたのは、ランプの宿・青荷温泉
 南八甲田の山中にある、創業昭和4年の一軒宿だ。トイレを除き、宿内には電気がほとんどなく、本当にランプの灯りだけで一晩を過ごす。携帯も、ドコモも含めて全社余裕で圏外。まさに、秘湯中の秘湯だ。

 ランプの宿といっても、部屋にコンセントくらいあるだろう……と思っていたのだが、それは甘かった。ランプ1個と石油ストーブ以外、本当になにもない。おかげで、夕方5時からほぼ暗闇の部屋でオッサン3人が顔をつきあわせて過ごすという、実に貴重な体験をした。

 宿は、昔ながらの山小屋や湯治場の面影を残していた。たとえば、食事。広間の中央に大鍋と炊飯器が置かれ、各自でご飯と味噌汁をよそうシステムなのだ。飲み物も、炊事場の前に並んでセルフサービスで注文することになっており、昔のユースホステルのようだ。

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↑朝とは思えない暗さの帳場。トイレと帳場の一部以外、電気の明かりは全くない。

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↑4つある温泉のひとつ、混浴露天風呂。寒い。

 こんな素敵な秘湯に、オッサン3人で泊まれる僕は幸せ者だ。

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↑自家用除雪車。国道まで6キロの山道を、毎朝除雪しているらしい

 30日の深夜は快晴で、あり得ないほどの星空を眺めることができたが、大晦日の明け方から吹雪となった。

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