1年前、ほとんどの建物が解体され、終焉を迎えたはずの、「中野四十五番街」。
しかし、その後は放置されたまま。足を踏み入れてみると、いよいよ凄いことになっていた。
訪れる人のいない路地は、自然に還ろうとしている。
旧「坊主バー」。お盆の頃には、扉が見えないほど蔦に覆われるのではないだろうか。
大通りに面しているわけでもない、袋小路のような一角。現在は、ネコどもの集会場となっている。
画面右端の、「ぱじゃんか」だけは、今も営業しているらしい。
これから、どうなっていくのだろう。
旅、鉄道、韓国のライター 栗原景