iPhone4発表

Iphone4

 今朝発表された新型iPhone、「iPhone4」。

スマートフォンで最も薄い9.3mm
ノイズキャンセル用マイク搭載
960x640pixel 3.5inch IPS液晶
iPadと同じA4プロセッサ搭載、処理速度の向上と省電力を実現
過速度に加え、傾きを検知するジャイロスコープ搭載
前面にもカメラを搭載
背面カメラは500万画素、LEDライトを搭載
ハイビジョン動画撮影に対応
別売りのiMovie for iPhoneで動画編集に対応
Wi-Fiによるビデオチャット(テレビ電話)機能
Wi-Fiは最新の11nに対応(2.4Ghz帯のみ)
6/24より販売開始

 ……こんな感じですかね。

 正常進化という印象。正直に言えば、驚きはなかった。まあ、Appleの社員がフィールドテスト中のiPhone4を居酒屋に忘れるという事件によって、かなりの部分が事前にリークされていたということもある。

 確かに、従来の機能はより使いやすく、より高画質・高機能になっているんだけど、ではAppleならではの新しい提案は?というと、あまり思いつかない。

 毎回、"隠し球"的要素で驚かせてくれた「one more thing」も、「テレビ電話を実現!」という予想の斜め上を行く内容で、拍子抜けだった。スカイプや日韓の携帯などでとっくに実現している機能なのに、Appleらしいre-invent(再発明)がなかったのは残念。

 iBooksやiADも、すでにiPadで発表された内容とほぼ同じ。

 うーん、それだけ、iPhoneが完成された端末で、市場が成熟してしまったということなんだろうか。驚きや新鮮さという点では、しばらくはAndroidのほうがワクワクするかもしれないな。

 まあ、僕が機種変更できるようになるのは来年のことだから、その頃にはさらに進んだiPhone5が出て、iPhone4は99ドルで買えるようになっているだろう。そうしたら、大喜びで購入したい。

 まだまだ、3GSには頑張ってもらおう。