鉄道写真家・中井精也の1日1鉄

 毎度おなじみ、東京カルチャーカルチャー。本日のイベントは、「鉄道写真家 中井精也の1日1鉄」。

 情感や優しさを大切にする鉄道写真家、中井精也氏が、6年にわたって毎日コツコツ撮影、ウェブサイト上で発表してきた、「1日1鉄!」をテーマとするトークイベントだ。

 とかく、かっちりした写真に偏りがちな鉄道写真界にあって、自由な発想の写真を発表し続ける中井氏だけあって、会場は満員。鉄道ファンから親子連れ、カップルなど、さまざまなお客さんが集まった。

 会場の一角にはプラレールも敷かれ、カメラを向ける人の行列が。

 ちょ、中井さん、本番前になにやってんすか。

 イベントは13時にスタート。最初のコーナーは、「1日1鉄!」6年の歩みを振り返る、「怒濤の1鉄ヒストリー」だ。

 たいへん真面目なイベントなので、誤解のないようにお願いします。

 さすがというかなんというか、中井さんのトークは実に面白い。「興味深い」「ためになる」「可笑しい」「ばかばかしい」のバランスが絶妙で、6時間くらい聞いていても、飽きない楽しさだ。純粋に楽しみつつ、トークイベントをやらせてもらっている一人として大変勉強になった。

 もちろん、紹介される写真もとてもいい。「鉄道写真とはこういうものだ」という固定観念抜きの、優しい&変な写真は、見ていてほっとする。

 さて、今回のイベントは、@niftyが運営するココログのサービス、「ココログ出版」のデモンストレーションを兼ねていた。

 ココログ出版とは、ブログの内容を書籍の形にまとめてもらえるサービスだ。

 来場者に1冊ずつ配られた、「ココログ出版版・1日1鉄!」。

 表紙。クリスピークリームとタキ(タンク車)。なんだかよくわからないけど、楽しい。

 誌面はこんな感じ。「1日1鉄!」恐るべし。

 写真が、もともとウェブ用に縮小された画像を使用しているので、印刷すると粗くなってしまうものの、120ページにわたる、なかなか本格的な「書籍」だ。旅行記や育児日記などのテーマでブログをやっている人なら、素敵な記録になりそうだ。 

 壇上では、スライドの紹介が続いている。と、背後から、熱い視線を感じた。

 振り返ると、そこには……

 シンガーソングライターの、オオゼキタクさんだ。

 鉄道ファンでも知られるオオゼキタクさんは、近く中井さんが開催する写真展「ほのかたび」に、テーマソングを提供したそうだ。そこで、今回のイベントにもゲストで出演。テーマソング「ほのかたび」をはじめ、3曲を披露した。

 実は、最初「3曲やります」と聞いた時は、お客さんは中井さんの話を聞きに来たのだし、ちょっと多すぎでは、と思ったのだが、実際に曲を聴くと、全然そんなことはなかった。

 中井さんの写真を見ながら聞くオオゼキさんの曲は、どれも素晴らしく、逆に3曲だけでは物足りなく思えたほど。そういえば、オオゼキさんの曲を生で聴くのは、これが初めてだった。

 イベントの最後には、中井さんによる「写真講座」が行われるはずだったが、スライド紹介があまりにも面白く、時間が押してしまった。そこで、最後はスクリーン一杯に映されたSLや新幹線の動画を、みんなで撮影する企画に。

 会場の人々が全員スクリーンにカメラを向けるさまは、壮観だった。あ、僕だけはお客さんにカメラを向けていたけれど。

↑イベント終了後の、中井精也さん(左)とオオゼキタクさん(右)

 15時半にイベント終了。このまま、18時くらいまでやっていてもよかったな。

 

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