フジが重傷者にインタビュー

 フジテレビが、全身火傷で病院に搬送された日本人の負傷者にインタビューしていた。

 推測だけど、記者が現場で医師に「状態はどうですか」と訊いたら、「意識はありますのでどうぞ」とか言ったんじゃないだろうか。逮捕された容疑者や、重体患者へのインタビューが許されてしまう韓国らしい話だ。

 おそるおそるといった感じのインタビューだったことからも、記者は半信半疑だったに違いない。日本だったら、絶対に許可がでないケースだ。フジテレビには抗議が行くだろうが、フジとしてもオンエアするか迷ったかもしれない。

 全身を包帯で巻かれた負傷者は、「最後の二人が射撃体験をしていたところ、射撃場の方向から控え室へ、赤い火の波が爆発とともに押し寄せた」と、絞り出すように話していた。貴重な証言で、これが原因究明の一助となることを願いたい。