鉄道のまちフェスタ in SAITAMA

 さいたま市北区役所併設のプラザノースで行われた、「鉄道の日記念 鉄道のまちフェスタ in SAITAMA」。

 横見さんと、レールクイーンらによるイベントが行われるということで、お手伝いのようなフリをしてお邪魔してきた。

 会場では、広田泉さんらによる鉄道写真講座をはじめ、さまざまな催しが開かれていたが、横見さんのステージは、「レールクイーン大集合祭りスペシャル」。5月に、秋葉原で行われたトークイベントのスペシャル版だ。斉藤雪乃さん中嶋春香さん伊藤桃さん田中いちえさんという豪華な顔ぶれで、MCはオオゼキタクさん横見さんが余計かもしれないという気がしなくもないというのは冗談ですはい。

 トークショーは、事前に4人に「好きな路線は」「行ってみたい路線は」といったアンケートを行っておき、その回答を聞きながらトークを楽しむという趣向。4人は本当に自由に回答していて、例えば伊藤さんは「ローカル線と秘境駅」、中嶋さんは「身近な私鉄の駅と新幹線」、田中いちえさんは「ドクターイエロー」といった具合に、ちゃんとそれぞれ個性が出ているのが面白かった。

 平日の夕方ということで、どれだけお客さんが来てくださるか心配したが、用意された席は7~8割埋まり、大盛況。オオゼキタクさんの、落ち着いたMCもさすがだ。

「レールクイーン大集合祭り」終了の記念撮影。左から、オオゼキタクさん、田中いちえさん、伊藤桃さん、斉藤雪乃さん、中嶋春香さん、横見氏。

 さて、この日のイベントはこれだけではない。続いて18時から、ホールで「鉄道の魅力」と題するシンポジウムが開催された。パネリストは、銚子電鉄の向後功作さん、鉄道写真家の広田泉さん、フォトライターの矢野直美さん、まんが家で、さいたま観光大使のあらい太朗さんという豪華な顔ぶれ。当初は、衆議院議員の前原誠司氏も参加される予定だったが、国土交通大臣に就任し、多忙となってしまったため、残念ながら欠席。前原大臣の鉄道トーク、聞きたかった!

 シンポジウムは、てっきり「鉄道の未来と趣味のあり方」といった、おかたいテーマになるのかと思っていたが、実際には「乗り鉄、撮り鉄とは」といった、気軽に楽しめる内容だった。

 もちろん、まじめな話もあり、中でも、向後さんが語った地方鉄道と地域社会の話は、簡潔でわかりやすかった。さすがは、各地で講演を行っている向後さんだ。

 そして、「全く鉄道に興味がない」と主張する、あらい太朗氏。しかし、いきなり「いい旅チャレンジ20000km」という単語が出てきたり、「銀河鉄道に乗りたい」発言など、いちばん夢のある話をされていた。まんが家ということで、これからは「描き鉄」で行くのだとか。それは、ぜひ見たい!

 そんなわけで、シンポジウムは20時で終了。横見氏やレールクイーンの人たちが来場者に記念品を渡す。イベント終了からすでに2時間半もたっているにも関わらず、最後までファンにサービスというのがいい。

 お客さんを見送っ後は、主催者による打ち上げのため、マイクロバスで市内のレストランへ。プラザノースから外に出ると、いつの間にか激しい雷雨が降っていた。この雨、やっぱり僕のせいなんだろうか。

打ち上げにて。矢野直美さんと広田泉さん。お二人は、昼間もさいたま市内の百貨店でトークショーを行ったそうだ。

向後さんと、K2プロジェクトの星野佳世さん

 今回のイベントを主催したのは、鉄道関連の団体ではなく、さいたま市内に居住・在勤している社会人有志による「明日のさいたまを創る会」。主催者に、特に鉄道ファンがいたわけでもない。鉄道というキーワードが、町づくりの一環として広がっていることを感じさせるイベントだった。

コメント

  1. DJtaku より:

    昨日ゎお疲れ様でした。
    あつかましくも
    ご挨拶させていただいた
    クルマ屋でございます。
    栗原さんのイベントも
    今度お邪魔させていただきます。

  2. かんりにん より:

    DJtakuさん、昨日はこちらこそお世話になりました。
    サイトとブログも拝見しました。いろいろやっていらっしゃるんですね。またゆっくり遊びに伺います。
    またイベントなどでお会いできることを楽しみにしております。