「高速道路の車窓ナイト」に行ってきた

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日曜日。

お台場のTOKYO CULTURE CULTUREで開催された、「高速道路の車窓ナイト」に参加してきた。

これは、メディアファクトリーの書籍「高速道路車窓鑑賞ガイド」の刊行を記念したイベント。「高速道路車窓鑑賞ガイド」は、「新幹線の車窓から」の編集担当でもある江守敦史氏が手がけた、東名・名神高速道路の車窓をめいっぱい楽しむ本だ。

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お城や太陽の塔、富士山が見えるスポットなどの名所から、巨大マグロ、自由の女神、ジャンクションのような珍風景まで、東京-大阪間の風景140カ所を徹底紹介している。

著者は、自動車ライターの高橋満氏と、カメラマンの阿部昌也氏。

「新幹線の車窓から」では、取材・撮影・執筆などを僕が一人で担当したが、車の場合は、運転しながら撮影はできない。そこで、ネタだし・執筆・運転を高橋氏が、撮影を阿部氏が担当したそうだ。

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お客さんは、60~70人くらい。車関係では、こういった「サブカル」的なイベントが少ないせいか、人数自体は「新幹線~」よりも少なめだったが、実におしゃれな雰囲気に包まれていることに驚いた。

出演者からして、テンガロンハットにおでこサングラスだ。「新幹線の車窓ナイト」のユニクロチェックシャツとは全然違う。

うーむ、見習わなくては。

そんなおされな方々なので、「ベストスライド」「ボツネタ」など、「新幹線~」とよく似た企画をやっても、印象はかなり異なる。誰かさんのように、そこにいるだけでボケな人がいない代わりに、知的好奇心と旅ゴコロを刺激する、「旅に出たくなる」イベントになっていた。

なにしろ、道路脇のタンクに描かれたアートの作者を突き止めて、インタビューまでしてるんだもん。

すごいなあ。

おおいに勉強になり、また楽しく笑った、いい夜だった。

さて、来週末は、恐怖の「新幹線の車窓ナイト2」だ。

どうか皆さん、よろしくお願いいたします。

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サインをする姿も様になっている、高橋氏