というわけで、見てきました。
「国家代表~Takeoff」。
先日も紹介した、スキージャンプの韓国代表チームをテーマにした、世界初のスキージャンプ映画なわけですが……。
感想。
お願いだから、スキージャンプのルールくらい守ってください_| ̄|○
ノリは、完全に「クール・ランニング」。
「クール・ランニング」における東ドイツチームの役所は、なぜかアメリカチームが担当。アメリカって、アラン・アルボーンしかいないだろ。2002年に、茂朱がソルトレイクシティと開催地を争っていたということにしたいらしい。
クライマックスは、やはり長野オリンピック。しかも団体戦(笑)。もちろん、原田も船木も出てきません。それどころかナイターです。
もっとも、予告編を見たときの嫌な予感は杞憂に終わり、ちゃんと日の丸は振られているし、そう無茶苦茶な結果になるわけでもない。そこは安心して大丈夫。開会式の映像は、一応実際の長野の映像に似せてあったけど、いかにも外国人が考えそうな力士が出てきたりする。
スタートゲートがやたらと高かったり、当時のバッケンレコード136.5mの白馬で、韓国選手が138m飛んじゃったりするのは、ご愛敬。「クール・ランニング」でもそんな感じだったし。
ただねえ、あのジャンプ台を、白馬ジャンプ競技場と思えっていうのは、けっこう無理があったなあ。
団体戦で韓国チームの出走順が11チーム中11番手って、ワールドカップポイント、トップだったんですかね。
1本目と2本目で選手が交代とか、団体戦なのに4人まとめて最後に飛ぶとか、競技中に「僕も国家代表だ!」とか言い出して本当に出場とか、もう何でもあり。
オチも、もちろん「クール・ランニング」そのまんまです。
スキージャンプのルールが浸透している日本では、これは公開できないなあ。
ジャンプファンが見ると、かなり笑えます。それが、残念。
それにしても、チェ・ジェファン演じるジェボクは、本物のカン・チルグにそっくりでした。
コメント
お客さんの反応とか、どうだったんでしょう?
ボク、ジャンプやってます。
この映画日本で上映してないのでDVD輸入しました。
日本語字幕も吹き替えもなく何言っているのかさっぱり分からなかったけれどなかなか見応えはありましたよ。
ルールがどうのこうの言えばきりがないし、そこまで難しく考えて映画観る必要あるのかな?所詮ファンタジーの世界なのだから。
最近の日本映画よりよっぽど面白い。日本の映画館でぜひ上映してもらいたいのものだね。
こんにちは。ジャンプをやってらっしゃるんですね。すごいなあ。
もちろん、エンターテインメント映画としてよくできていたと思います。
ファンから見ると突っ込みどころ満載っていうのは、スポーツものの宿命かもしれませんね。YAWARA!とか。
[E:gemini]10月から日本で上映されるので嬉しいっす(^^♪
まじっすか……。
日本人はジャンプのルール知ってるからなあ。