伊藤桃×中嶋春香×横見浩彦「鉄道乙女のちいさな旅」サイン会

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神保町の書泉グランデで、伊藤桃+中嶋春香+横見浩彦3氏によるサイン会。先日発売された、フォトエッセイ、「鉄道乙女のちいさな旅」(人文社)の刊行記念イベントだ。

鉄道乙女のちいさな旅

ISBN:978-4-7959-1220-5
判型:A5
ページ数:128頁
定価:1,680円(税込)

『鉄子の旅』旅の案内人でおなじみのトラベルライター・横見浩彦氏監修によるフォトエッセイ。鉄道好きアイドル3人が、それぞれに旅した模様を、写真と文章で綴ります。古びた木造駅舎から秘境駅まで、一般向け鉄道旅にはない“乗り鉄視点の旅”が満載。

この本には、大井川鐵道(斉藤雪乃さん)、野岩・会津鉄道(中嶋春香さん)、南阿蘇鉄道・熊本電鉄(伊藤桃さん)、銚子電鉄(全員)の4編のエッセイが掲載されているが、僕はこのうち、大井川鐵道、野岩・会津鉄道、銚子電鉄の3編の撮影を担当した。

サイン会は14時からだったが、なんとなく13時開始のような錯覚に陥り、12時半に会場入り。伊藤さんと中嶋さんも、13時過ぎに相次いで到着した。斉藤雪乃さんが、別の仕事で参加できないのが、なんとも残念だ。

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14時になり、6階のサイン会会場に降りると……、思ったほど、人が並んでいないような気がする。意外だな、と思っていると、イベントが始まってから続々と人が集まってきた。鉄道ファンだけでなくアイドルファンの方も多く、こうしたイベントに慣れているのかもしれない。

今回は、1冊につき3人がサインをする。さらに、ちゃんと会話を交わす時間があるので、お客さん一人につき、それなりの時間がかかる。なかなかぜいたくなサイン会だ。しかし、その分進みが遅く、気がついたら17時を過ぎていた。

お客さんの層は、僕がざっと見た感じでは、鉄道ファンとアイドルファンが半々といったところだろうか。特に、撮影会などのイベントを多くこなしている伊藤さんは、固定ファンが多い。お父さんに連れられた、横見ファンの男の子もいて、なかなかバラエティ豊かなサイン会となった。

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結局、100人以上の方に参加いただき、サイン会は17時半に終了。久しぶりに多くの人に会えて、楽しい1日だった。

ちなみに、この「鉄道乙女のちいさな旅」。いかにも横見氏らしい企画だが、ゴーストライターを一切使っていないのが特徴のひとつ。3人のアイドルのエッセイは、キャプションやデータを除き、すべてご本人が実際に書いている。ブログなどで文章を書く機会が増えた今ならではの企画だ。

写真はともかく、エッセイを読むだけでも、なかなか楽しめるので、興味のある方はぜひどうぞ。